初日の出の持ち物と服装完全ガイド!登山の寒さ対策&便利アイテムはコレ!

初日の出の登山は、パッと思い立って行けるものではありません。
初日の出スポットと言われている場所はどこも非常に寒く、普通の冬服ではとても過ごせないからです。

元旦の早朝なんて、南国でもない限りマイナス気温なのは分かりますよね。
特に登山なんて、登りは薄着、山中では厚着と脱ぎ着できるものが必要です。

登山中に汗をかいてしまうと、汗が冷えて風邪をひきます。
できるだけ汗をかかずに登山を行うのが理想です。

それでも、耳が出ない帽子やマフラー、イヤーマフ、手袋は必要です。
特に寒い地域であればスキーウェアを着込む必要もあります。
スポーツショップで買える速乾性のインナーでなければ、汗も乾きません。

登山用品を揃えるのは、とてもお金がかかります。
着方や動き方も特殊なので事前に練習が必要です。

初日の出の持ち物と服装これがあれば大丈夫!!


登山は決して簡単なものや安全なものではありません。
最低限必要な持ち物はありますが、「あれば大丈夫」と言えるものはありません。
常に状況が変わり続ける場所なので、「大丈夫」という言葉は無縁だと考えましょう。

冬の登山に最低限必要なものは、以下の通りです。

・耳の出ない帽子、マフラー、イヤーマフ、手袋
・速乾性インナー、タオル、貼るカイロ大量
・5本指ソックスやタイツなどの重ね履き
・ダウンジャケット、コート
・ハイネックのフリース、ポケット付きの裏起毛のズボン

この上更に、地域によってはスキーウェア登山靴で更なる防寒が必要になります。
初日の出を見る為、と言うと気楽なハイキングレベルを想像する人もいます。
ですが、冬の山は小さな山でも危険です。
絶対に気を抜かない、防寒具に手抜きをしないのは、必要最低限のことです。

また、防寒具で大事なのは、手首足首を絶対に冷やさないことです。
この3つが冷えてしまうと、他がどれだけ温かくても風邪をひくし、最悪の事態になることもあります。

また、人気の初日の出スポットなので待ち時間が必要になることもあります。その場合は、カロリーの高い携帯食懐中電灯も必要です。
特に懐中電灯は、暗い早朝に足場などを確認する為に絶対に必要なものです。
1人1本、必ず持つようにしてください。

これら全てを揃えても大丈夫と言えないのが冬の山です。
例え小さな山でも、冬になると危険な場所に変わります。
その覚悟が、一番大事な持ち物です。

初日の出の寒さ対策におすすめの防寒アイテム10選

防寒具のおすすめは以下の通りです。
他にもスポーツショップに行けば様々なものが販売されています。
登山経験者や店員さんの意見を聞きながら自分に合ったものを選びましょう。

1.mont-bellジオラインL.W.ラウンドネックシャツ
2.モンベル EXライトダウンジャケット

3.Mammut ブロード ピーク ジャケット

4.THE NORTH FACE ハイカーズグローブ

5.CX-W スポーツタイツ

6.アーテリクス アトムLT フーディー&ジャケット

7.パタゴニア ナノエア フーディー&ジャケット

8.フーディニ C9 Loft フーディ

9.ファイントラック ドラウトポリゴン3フーディ

10.スマートウール M’s NTSミッド250クルー

これらはどれも、軽くて温かいウェアです。
軽いものは登山の邪魔にならない上に、畳むと小さくなります。
できるだけ軽くて保温性に優れたものを選びましょう。

冬の登山初心者は持参して!便利グッズで快適度UPしよう。

冬の登山は危険な行為です。
特に初心者は山の怖さを知らないまま、初日の出の為と言って気軽に山へ入ろうとしてしまいます。
快適度ではなく、必要最低限+αのつもりで考えてください。

・エマージェンシーブランケット

エマージェンシーブランケットは、薄手で邪魔にならないブランケットです。
素材はアルミ蒸着ポリエステルなので軽く、登山リュックに入れやすいです。
安い物はすぐに裂けてしまうので、できるだけ機能性に優れたものを選びましょう。

・ポイズンリムーバー

虫やヘビなどに襲われた場合に必須のアイテムです。
冬なので虫やヘビもそうそう出ませんが、万が一の為に持っておきましょう。

・折り畳み座布団

山には椅子がありません。
その為、岩などに座る機会も多いです。
座布団があれば岩などの上にも座りやすいので、持っておきましょう。

・ウェットティッシュ

ケガなどをした場合の消毒に使えます。
汚れたものを拭くこともできるので、用途に合わせて選んでおきましょう。

初日の出の持ち物のおすすめまとめ

いかがでしたか?
冬の山は、小さな山でも非常に危険な場所です。
熟練の登山者ですら、冬の山では命を落とすこともあります。
初日の出が見たいからとパッと思い立って行ける場所ではないことだけは、忘れないでください。

それでは、今回のおさらいです。

・防寒具選びには絶対気を抜かないこと
・首、手首、足首の3点を温められるものを選ぶ
・軽くて保温性に優れた防寒具を選ぶ

の3つです。

最近では気軽に立ち入れる山もあるので、初日の出の為に登山をする初心者もいます。
ですが、それには常に危険がつきまとっています。
ネットで調べた通りの準備をしたから大丈夫!などと思わず、変わり続ける山の状況に合わせることをしましょう。

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