保育士の自己紹介は、保護者が相手なのでキチンとしたマナーが要求されます。
子供の前ではニコニコしていても、どのママも保育士を見る目は厳しいものです。
1年間担任として関わっていく相手なので、どんな人なのか伝わる自己紹介を考えましょう。
「○○組の担任をさせていただくことになりました、××です。
子供たちと信頼関係を築き、みんなが「明日も保育園に行きたい」と思えるクラスを作りたいと考えています」
など、名前と担当するクラス、目標を語るのが基本です。
どんなクラスにしていきたいか、子供にどのような経験をさせていきたいかなど、今後の抱負について語ると、保護者からの信頼を得やすいです。
また、堅苦しい印象を与えてしまうと「本当に子供に優しいの?」と疑問を持たれてしまいます。
できるだけにこやかに、文章であれば柔らかい印象の言葉を選ぶようにしましょう。
保育士の自己紹介を一言で。保護者向けおすすめ例文7選
保護者への挨拶は、基本とマナーが大切です。
基本の挨拶+αとして、特技や目標について一言触れてみましょう。
1.初めての担任でご迷惑をおかけすることもあるかも知れませんが、一生懸命頑張りますのでよろしくお願い致します。
2.ピアノを習っていましたので、子供たちと一緒に歌ったり、演奏することを得意としています。
3.保育園のこと、子育ての悩みなど疑問や気になることがあれば遠慮なくお声がけください。
4.どんなことも一生懸命取り組めるクラスを作りたいと考えています。
5.子供たちとの信頼関係を第一に、みんなが楽しく過ごせるクラスを作りたいと思います。
6.子供たちの「なんで?」を大切にしていきたいです。
遊びを通して様々な経験や体験をさせることで、子供にとって充実した1年を過ごしたいです。
7.子供の成長には、保育園と家庭の連携が大切だと考えています。
保護者様にはお子様の園での生活をしっかり伝えられるよう、最大限努めます。
など、自己紹介だけでは伝えられない抱負や目標を一言添えましょう。
この一言があるだけで、保護者にも「この先生なら大丈夫そう」という印象を与えられます。
自己紹介の一言コメントで好印象を残すコツ
自己紹介の一言コメントは、特技や目標など様々な内容が挙げられます。
どんな内容のコメントにしても、大切なのは良い印象を与えることです。
あまり堅苦しいと「子供を任せて大丈夫かな?」という印象を持たれたり、逆にフランク過ぎると「保護者へのマナーは?」と思われてしまいます。
基本は大人同士なのでマナーを守って、+αで優しい先生、元気な先生などの印象付けをしましょう。
また、話す内容よりも話す姿勢を大事にすることでも好印象を与えることができます。
にこやかにハキハキとした声で話せば、内容がちょっと残念でも良い印象を与えられます。
むしろ、ちょっと残念でも「初々しさがある」とポジティブにとらえてもらえます。
自己紹介のコメントも大事ですが、鏡の前でニッコリ笑って明るいトーンで話す練習をしましょう。
保育士はみんな子供と遊ぶこと、話すことが大好きでその仕事を選んでいます。
皆さんも、「保育士という夢が叶った」という気持ちで初日に臨みましょう。
こんな保育士になりたい、こんな保育をしたいという希望もいっぱいありますよね。
そういった意欲を言葉にすれば、自然と良い自己紹介ができますよ。
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保育士新任初日の自己紹介でのマナーや注意点
新任初日は、誰しもが緊張するものです。
同僚にも保護者にも良い印象を与えなければならないので、とても大変です。
いくら緊張していても、保育士という職業であっても、基本は他の業種と同じく、明るくハキハキすることが一番大事です。
緊張しているからといって相手の目を見ない、モゴモゴ話すなど失礼なことがあっては、保護者は安心して子供を預けることができません。
明るい笑顔で相手の目を見て、一つ一つの単語をはっきりと伝えましょう。
注意点としては、保護者も送り迎えなどの際に保育士を見ていることです。
いくら良い自己紹介ができても、服装やメイクで悪い印象を与えてしまうこともあります。
派手な服装や露出の多い服、子供と遊ぶのに適していない服を着ていると、それだけで良い印象が台無しになってしまいます。
挨拶や自己紹介だけでなく、見た目にも誠実そう、良い人そうな先生を目指しましょう。
まとめ
いかがでしたか?
新任の保育士にとっては、保護者という存在はとても大きく、不安を与える存在かも知れません。
それでも、子供を思いやる気持ちは保育士も保護者も同じですから、挨拶を通して仲良くなりましょう。
それでは、今回のおさらいです。
・保護者を相手にする時は、自己紹介もマナーを大事にすること
・自己紹介に付け足す形で、目標や特技をアピールしよう
・明るく笑顔でハキハキ話すのが好印象を与えるコツ
・保護者に見られても良いように、服装にも気を配ること
の4つです。
保育士にとっては、子供たちの親というのはすごくプレッシャーを与える存在かも知れません。
保育士の仕事が楽しくても、保護者と上手に付き合えず悩んでしまう人もいます。
保護者と上手に付き合う為にも、挨拶と自己紹介に気を配り素敵な先生を目指しましょう。