喪中はがきで切手種類はゆりが適切?返事マナーと線香のお返しの賛否

皆さんは、喪中はがきを出したことはありますか?

喪中はがきとは、近親者が亡くなった際、「今年は年賀状を出せません」という挨拶です。

人の不幸を前提とするものなので、なかなか人に聞きづらいですよね。

とはいえ、マナーを知っていないとトラブルの元になってしまいます。

この記事では、喪中はがきに使うはがきについて解説しています。

喪中はがきに使われる切手ではゆりは使わないほうがいいの?

年賀状などを書く際に、官製はがきを使うことが多いですよね。

切手を貼らずに送ることができるので、とても便利です。

しかし、喪中はがき用の官製はがきは郵便局に売っていません。

官製はがきを使う場合は、ホームセンターや雑貨屋さんを探しましょう。

大きめの文具店ならば、取り扱っていることもあります。
あるいは、喪中はがきの専門店なんていうのもあるんですよ。
やはり、専門店なら分からない事も質問出来ますし、安心ですよね。
こちらのお店がそうなのですが、人気も高くとてもおすすめ出来るお店ですよ。悩んだ場合はぜひ相談してみる事をおすすめします。
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また、喪中はがき用の官製はがきですが、切手の部分に「胡蝶蘭(コチョウラン)」が印字されています。

もし郵便局で探す場合は、「喪中欠礼はがき」として、胡蝶蘭が印字されたものを買いましょう。

胡蝶蘭の印字された官製はがきであれば切手は必要ありません。

数が少ないのなら、インクジェット用のものを買ってテンプレートで印刷しましょう。

何枚も出さなければいけない場合は、業者に頼むことも可能です。

官製はがきを使わない場合は、当然ながら切手が必要です。

「弔事用切手」と呼ばれる胡蝶蘭の切手が、郵便局で取り扱われています。

別に弔事用切手でなければいけないという決まりはありません。

ただ、喪中はがきに相応しい切手かどうか自信が無い時は、素直に弔事用切手を使いましょう。

見出しに「ゆりは使わないほうがいいの?」とありますが、これには事情があります。

実は、官製はがきの切手部分には3種類あります。

「ヤマユリ」「山桜」「胡蝶蘭」の3つです。

「ヤマユリ」は手書き用のはがき、「山桜」はインクジェット用、「胡蝶蘭」は喪中はがきと寒中見舞い用です。

ヤマユリか山桜のはがきを見ると、とても華やかな図柄だと分かりますよね。

これでは、相手に「明るく華やかな気持ち」を送ることになってしまいます。

ですが喪中はがきとは、悲しみを表すものです。

なので、ヤマユリや山桜は相応しくありません。

また、胡蝶蘭という花は白く清楚なものなので、お葬式にもよく使われます。

このことから、喪中はがきに相応しいものは「胡蝶蘭の官製はがき」となります。

喪中はがきへの返事のマナーは?線香などは送るべき?

喪中はがきが届いた場合、年賀状を出して良いか迷うと思います。

結論から言えば、年賀状を出しても構いません。

喪に服していても、年賀状を受け取ることはマナー違反ではありません。

最近では喪中はがきの最後に「年賀状は受け取ります」と添え書きをすることも多いです。

その場合は、年賀状を送っても良いでしょう。

また、返事をしない、年賀状を出さないというのも失礼には当たりません。

ただ、親しい友人などの場合はお悔やみのお便りを出したいこともありますよね。

そういった場合は、「喪中見舞い」「寒中見舞い」という形をとりましょう。

寒中見舞いは、お正月が終わってから、つまり1月7日を過ぎてから出すものです。

喪中はがきと同じく、胡蝶蘭が印字されたはがきで寒中見舞いを出しましょう。

その際、相手の方へのお悔やみの言葉を添えると良いでしょう。

文例ですが、

寒中見舞い申し上げます

御服喪中とのことで年始の挨拶を失礼させていただきました

平素ご無沙汰をしており○○様の不幸を存じずとても驚いております

遅ればせながらご冥福をお祈り申し上げます

寒さが一段と厳しくなりますのでお身体を大切にお過ごしください

という風になります。

基本的に句読点(「、」や「。」)は使わずに書きます。

また、「喪中はがきが届いたらお線香を贈りましょう」というCMを知っていますか?

あのCMで、最近では喪中はがきの返事にお線香を贈ることが多くなっています。

香典などでは相手側に気を遣わせてしまうので、お線香を贈りたい気持ちは分かります。

ですが、本当に喜ばれるかどうか考えてみてください。

最近では、お仏壇の無いご家庭も少なくありません。

アパートなど、環境によってはお線香を焚けない家庭も多いです。

そんな中お線香を贈られても、迷惑ですよね。

せっかくの気遣いが迷惑になってしまうのは、とても残念なことです。

お線香を贈るという優しいお気持ちは、寒中見舞い喪中見舞いという形にしておきましょう。

元々、喪中はがきの返事は「年賀状を出さない」ことが一般的でした。

ですから、「何か贈らなければいけない」と思う必要はありません。

どうしても何か贈りたいのであれば、お供え用のお花などがオススメです。

それも、生花だと枯れてしまうので、フラワーアレンジメントが良いでしょう。

花屋さんなどで相談することもできるので、相手への気持ちを込めてお花を選んでみてください。

喪中はがきについてまとめ

いかがでしたか?

喪中はがきとは、人の不幸があったから使われるものです。

なので、前もって準備することもできないし、マナーも人には聞きづらいものです。

それでは、今回のおさらいです。

・喪中はがきはホームセンターや雑貨屋で探す

・切手部分に胡蝶蘭が印字されているものを使う

・喪中はがきの返事は無くても良い

・どうしても返事をするなら、喪中見舞い、寒中見舞いで

・お線香を贈る必要はない

の5つですね。

特に、喪中はがきの返事は迷うことが多いと思います。

年賀状を出さないというのが本来の返事ですが、冷たく感じてしまうかも知れませんね。

喪中見舞い寒中見舞いというお便りもあるので、それを選ぶのも一つの手です。

そして、お線香に限らず「習慣だから贈る」というものは正しくありません。

相手の迷惑にならない、相手が本当に喜ぶものを考える方が、マナーよりもずっと大事です。

故人だけでなく、ご遺族の方への気遣いも忘れないでくださいね。


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