こんにちは、管理人のあおいです。
毎年猛威を振るう『ノロウィルス』ですが、出来る事なら感染したくない!!ですよね?
今回は、ノロウィルスの予防方法、感染経路や潜伏期間についてを解説します。
もし、身近に感染者が居た場合に、二次感染を防ぐ為の消毒方法もご紹介です(^^)
ノロウィルス感染予防に有効な方法
毎年流行する『ノロウィルス』ですが、出来る事なら感染せずに過ごしたいですよね?
かなり強力な感染力を持つノロウィルスですので、日ごろから感染予防をしておく事がお勧めです。ノロウィルスを予防するには、どの様な対策が有効なのでしょうか?
以下にいくつか予防策を挙げてみましたので、参考にしてみて下さい(^^)
ノロウィルス感染を防ぐには??
●手洗いをしっかり行いましょう
手洗いは手指に付着しているノロウイルスを減らす最も有効な方法です。
帰宅時や調理を行う前、食事前、トイレの後に、流水と石鹸による手洗いを行いましょう。
また、手洗い場や水道が近くになく、すぐに手洗いが出来ない場合は消毒用エタノールを使って消毒を行いましょう。
☆次亜塩素酸系の消毒剤は人体への刺激が強いため、手指・体の消毒には絶対に使用しないでください。
ポイント:手洗いが不十分になりやすい部位を意識してしっかり洗いましょう。指先、指の間、爪の間、親指の周り、手のしわ、手首などを忘れずに。
●食品はしっかり加熱する事
食事はなるべく火を通したものをいただきましょう。
特に貝類(主に牡蠣、シジミ、アサリなどの二枚貝)はしっかり加熱した状態であれば感染しませんが、お年寄りや子供、大人であっても体調の悪い人が、生や不十分な加熱状態で食べると、感染するリスクが高まります。
二枚貝を食べるときは、中心部まで十分加熱調理(85~90℃で90秒以上)しましょう。抵抗力の弱い高齢者や赤ちゃんは避ける方が無難です。一般的にウイルスは熱に弱く、加熱によりウイルスは失活します。
ポイント:二枚貝はしっかりと中心まで加熱調理をしましょう。
●キッチンや調理器具の消毒
調理台や非金属製の調理器具は洗剤などを使用して十分に洗浄した後、次亜塩素酸ナトリウム(0.02%以上)で浸すように拭き取ります。
ただし次亜塩素酸ナトリウムは金属を腐食(さび)させる性質があるので、包丁などの金属製調理器具や食器類はアルコールによる二度拭き、または、熱湯(85℃で1分以上)による加熱が有効です。
特に二枚貝を調理する場合は専用の調理器具を用いるか、使用のたびに、熱湯消毒するなどの対策を行いましょう。
ポイント:調理器具によって消毒方法が異なるので、よく調べてから対策をとりましょう。
●頻繁に手で触れるものを清潔に保つ
手や食器、調理器具類を清潔にすることはもちろん、ドアノブや手すり、トイレ、イスなど、家族皆で使用する共有箇所のウイルス除去も大切です。
ドアノブや配管類、家具などの金属部に次亜塩素酸ナトリウムを用いて消毒すると、さびが生じ、使用した場所によっては元には戻せないこともあるので注意しましょう。
消毒後、十分に薬剤をふき取るか、もしくは臭いが少なく、プラスチックや金属に対する影響が少ないアルコールでの消毒がオススメです。
ポイント:プラスチックや金属に対する影響が少ないアルコールでの消毒がオススメです。
ぜひ、実行してみて下さいね(^^)ノロウィルスを撃退しましょう!!!
ノロウィルスの感染経路と潜伏期間
ノロウィルスの予防策を紹介しましたが、そもそもノロウィルスに感染してしまう原因は何なのでしょうか?
感染経路を知る事で、より有効な予防対策ができるかと思いますので参考にしてみて下さい。
ノロウィルスの感染経路
感染者のふん便や嘔吐物から手指を介して感染する。・汚物による飛沫感染
カーペットなどの嘔吐物の消毒が不十分で、乾燥して空中に舞い上がったウィルスを吸い込んで感染する。
・調理による接触感染
感染した人が調理をする事で、食品や食器、調理器具を通じて感染する。
・食事による感染
ウィルスに汚染された牡蛎などの二枚貝を、生または十分に加熱調理せずに食べて感染する。
・飲料水による感染
ウィルスに汚染された井戸水や水道水を飲んで感染する。
人から人への直接的な感染
家庭や学校、職場などの人が大勢あつまる場所が特に危険です。感染した人の咳やくしゃみ、会話によって飛んだ唾やしぶきに含まれるウイルスを吸入することで直接感染します(飛沫感染)。
もちろん、皮膚や粘膜の直接的な接触でもうつることがあります。☆70%以上がここで感染します。
ノロウイルス感染者からの間接的な感染
スイッチやドアノブなどの接触を介して手にウイルスを付着させることで感染します。また、感染した人の便や嘔吐物を介しても同じことが言えます。
ノロウイルスの潜伏期間
ノロウイルスに感染すると、24~48時間ほどの潜伏期間を経て、37~38度の発熱と痛みを伴う下痢や嘔吐を繰り返し、吐き気も続く食中毒に似た症状を発症致します。
一般的に周りに感染者がいない場合は、前日か前々日に食べた食べ物にノロウイルスが付着していたと考えられます。
ノロウィルスの消毒方法を極めて感染しない!
万が一、自分の身近な人がノロウィルスに感染したら?二次感染を防ぐ為にも、ノロウィルスの消毒方法をご紹介します。
これらの方法を実行して、ノロウィルスを撃退しましょう(^^)
●汚物が付着した衣類などの消毒
ノロウイルス患者の糞便・吐物が付着した衣類や布団等は、ウイルスが飛び散らないように洗剤を入れた水の中で静かにもみ洗いをしてください。
その際には、洗い中のしぶきを吸い込まないようにし、周りにまき散らさないよう気をつけてください。
下洗いしたリネン類の消毒は85℃、1分間以上の熱水洗濯を行いましょう。熱水洗濯が行えないときには200ppm(0.02%)の次亜塩素酸ナトリウムの消毒を行いましょう。
洗濯後に十分にすすぎ、高温の乾燥機等を使用すると、より確実にウイルスを殺すことができます。ただし、乾燥機等の排気は外に出してください。
なお、下洗いした液、場所は200ppm(0.02%)の次亜塩素酸ナトリウムの消毒を行い、その後洗剤を使って掃除をしましょう。
●使用食器の消毒
ノロウイルス患者が使う食器は使い捨てのものを使用することが望ましいです。
使い捨てのものを用意できないときには、食事の終わった直後に200ppm(0.02%)の次亜塩素酸ナトリウム液に十分浸して消毒します。
一番最後に洗い流し、その後、高温の乾燥機等で加熱滅菌しましょう。
●居室の消毒
居室に人が居るときは、次亜塩素酸ナトリウムでの消毒ができないので、70%以上のエタノールで3回拭きます。
シーツ、ベッド等はアイロン(90℃以上の温度)をしっかりかけてください。床は高温のスチームで消毒を行います。
●入浴について
患者の入浴はできるかぎり避けましょう。止むを得ず入浴するときには、入浴後直ちに、浴槽周り、浴槽内を200ppm(0.02%)の次亜塩素酸ナトリウムの消毒を行いましょう。
下痢症状が治まった後も、2週間程度はシャワーのみとし、使用後には200ppm(0.02%)の次亜塩素酸ナトリウムの消毒を行いましょう。
なお、入浴する際には、お尻周りを十分に洗い流した後、入浴しましょう。
少し面倒に感じてしまうかもしれませんが、ノロウィルスの感染力はとても強いのです。
自分も感染してしまわない為にも、ぜひ実行してノロウィルスから身を守りましょうね。
ノロウィルス関連記事はこちら☆
ノロウィルスで子供の症状と原因、治療法や食事について
まとめ
今回はノロウィルスの絶対に感染したくない方に向けて、ノロウィルスの予防方法、感染経路や潜伏期間を解説しました。
もしも、自分の周りに感染者がいた場合には、最後にご紹介した消毒方法を実行してノロウィルスから身を守りましょう!!
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