幼稚園や保育園の費用ってどう決まるの?その仕組み知ってますか?

働くママなら誰だって近所の幼稚園や保育園が気になりますよね。

でも、幼稚園と保育園の違いって分かりますか?

何となく、保育園の方が小さい子が多そう…とか、幼稚園はお勉強をするのかな…とか、そんな人もいると思います。

費用についても、幼稚園の方がお勉強がある分高いのかな?とか。

そんな、ぼんやりした認識の人もいますよね。

なので、この記事を通して一緒に学んで行きましょう。

幼稚園と保育園の違いとは!?目的や特徴を比較しました!

そもそも皆さんは、幼稚園と保育園の違いを知っていますか?

どちらも子供を預ける施設ですが、目的が結構違うんです。

幼稚園は子供に教育を受けさせる場なので、文科省が担当をしています。

預かってくれる時間は朝から昼過ぎで、大体4時間です。

習い事もある園の場合は夕方まで預かってくれることもあります。

保育園との大きな違いは、預かってくれる年齢と費用にあります。

保育園は0歳児から預かってくれますが、幼稚園は3歳からでないと預かってくれません。

また、幼稚園の費用は園児みんな同じです。

世帯所得が多くても少なくても、月に3万円と決まっていればそのお金が必要です。

子供がある程度大きくなって来て、お勉強をさせたり習い事をさせたい。

そんなママは幼稚園を利用しましょう。

次に保育園ですが、病気や仕事といった事情で親が充分な保育をできない場合に子供を預かってくれる施設です。

担当も違って、こちらは厚生労働省が担当しています。

預かってくれる時間は幼稚園より長く、朝から夕方まで、原則8時間です。

しかし、短時間勤務などの場合は預かり時間も短くしてもらえます。

逆に、親の働き方によっては夕方に迎えに行けないこともありますよね。

そういった場合は、延長保育で更に長い間預かってもらうことも可能です。

そして、幼稚園との大きな違いは預かってもらえる年齢と費用です。

幼稚園は3歳以上でないと預かってくれませんが、保育園は0歳児から預けられます。

また、幼稚園は全児童の学費が一律ですが、保育園は違います。

世帯所得に応じて学費が変わるので、世帯所得が少ない人は保育園の方が預けやすいかも知れません。

ただし無認可保育園においては、自治体からの補助金が出ないので、幼稚園と同じく全児童一律の学費が必要になります。

幼稚園と保育園の違いからみる家庭に合わせた選び方とは?

次に、幼稚園と保育園の選び方です。

先程も書いた通り、保育園は0歳から6歳まで預かってもらえます。

これに対し幼稚園は3歳から(年度の途中で3歳になれば良いので、4月時点で2歳でも可)です。

つまり、子供が2歳までならば幼稚園という選択肢が無くなります。

3歳児になってから幼稚園に進ませるか保育園に通わせたままにするかは、家庭の環境によって変わります。

両親が共働きだったり、シングルマザーでの兼業家庭の場合は、長時間預かってもらえる保育園の方が良いと言えます。

保育園のメリットは、子供を長時間預かってくれることと、幼稚園と比較して料金が安いことにあります。

朝から夕方まで預かってくれる、延長保育を利用して夜まで面倒を見てもらえる。

そうなると、働くママにとってはありがたいですよね。

また、認可保育園には入園料が無いところが多いです。

無認可保育園のほとんどは入園料が必要になりますが、幼稚園より安いことが多いです。

学費は世帯所得に応じて変わり、所得が少ない程負担が減ります。

とはいえ、子供を長時間預けるので給食費、延長保育費などが必要になります。

靴やバッグを用意するよう言われることもあります。

また、特に小さい子はおむつ代やお昼寝用のシーツ代もかかるので、お金は多めに見積もるようにしましょう。

保育料の他に、消耗品として2000円~5000円はかかると考えておくと良いと思います。

次に、幼稚園です。

子供が3歳以上で、教育を受けさせたいのであれば幼稚園を選んだ方が良いでしょう。

子供を保育園から幼稚園へ移す際に覚えておきたいのが、お金の問題です。

幼稚園には入園料があり、学費も一律なので、保育園より負担が大きくなりがちです。

入園料ですが、公立でおよそ1万円~2万円、私立になると3万円~10万円が相場です。

通園バスや延長保育という有料のオプションがつくところもあるので、とてもその額では収まりません。

そこから更に、通園バッグや制服、体操服といった幼稚園指定のグッズもあるので、お金に関しては多めに見積もっておきましょう。

また、幼稚園はお遊戯会など親の参加が必要なイベントも多いです。

積極的にイベントに参加したいママとは相性が良いですが、働く予定のママには厳しいと言えます。

学芸会の衣装を親が作らなければいけない、通園バッグはママの手縫い、そういった幼稚園も中にはあります。

通わせたい幼稚園があるのなら、事前にその幼稚園のルールを調べておきましょう。

まとめ

いかがでしたか?

幼稚園と保育園って、こんなにも違いがあるんですね。

では、今回のおさらいです。

・保育園は子供の世話、幼稚園は子供の教育が目的

・共働きや兼業家庭なら保育園がオススメ

・保育園は0歳から6歳、幼稚園は3歳から6歳までを預かる

・保育園より幼稚園の方がお金がかかる

・いずれも独自のルールがあるので、調べておくと安心

の5つですね。

2019年からの幼稚園の無償化で少しずつ環境も変わるかも知れません。

いずれにしても、子育て世帯への負担が少しでも減ると良いですね。

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