窓枠のカビ掃除に重曹が効果的!落とし方と防止法はこれ

もうすぐ、梅雨の季節がやって来ますね。
梅雨になると雨が多くなり、室内と室外の温度差が激しくなってしまいます。
この温度差が原因で窓枠がカビてしまったという人も多いですよね。

室内と室外の温度差が激しくなると、結露が発生します。
この結露をキチンとこまめに拭き取っていればカビは予防できますが、やっぱり面倒でカビてしまうという方も少なくないと思います。

カビキラーを使いたくても、匂いが強くて使えないこともあります。
特に小さな子供やペットがいると心配ですよね。
しかし、重曹を使えば簡単に安全にカビ掃除ができるんです。

そこで、この記事では窓枠のカビ掃除についてまとめています。
重曹を使った安全なカビ掃除の方法をまとめているので、カビキラーを使うことをためらっていた方もぜひチェックしてみてくださいね。

窓枠のカビ掃除に重曹が効果抜群!その秘密は?

重曹と言えば、台所の掃除に使ったことのある方も多いですよね。
重曹は汚れ落としに強い効果を発揮しますが、実はカビを落とす力にも優れています。
流石にカビ落とし専門の薬剤には勝てませんが、小さな子供やペットがいる家でも使える安全性が魅力なんです。

重曹は元々、汚れを中和して分解する力を持っています。
台所掃除でも、コンロをこすったりしますよね。
こすってしまうと、当然表面に小さな小さな傷が付きますが、重曹はこの傷から表面を守り、なおかつ汚れを巻き込んで溶けてくれるんです。

カビに対しても同じで、窓枠に重曹を振りかけてからしばらく放置して拭き取ると、重曹がカビを巻き込んで溶けるのでキレイになるんですよ。
もちろん、重曹は窓や台所以外の掃除にも使えるので、掃除用重曹は常備しておくと便利ですよ。

他にも、重曹は普段の窓ふきにも使えますよ。
200mlのぬるま湯に小匙2杯の重曹を混ぜて、それを窓に吹きつけてから拭き取れば窓がピカピカになります。
カビ取りだけでなく幅広い掃除に使えるので、重曹はぜひ常備しておきましょう。

窓枠のカビの落とし方・取り方!簡単でピカピカ

重曹を使った窓枠のカビ掃除ですが、まずはクエン酸パウダーと重曹、水、スプレーボトルを用意しましょう。
クエン酸パウダーが無い場合はお酢でも代用できますよ。

クエン酸パウダーと重曹を1:1で混ぜ合わせ、それをカビの生えた部分に乗せましょう。
次に霧吹きで水をかけ、30分ほど置いておいてください。
30分経ったら固く絞った雑巾で拭き取れば、カビがキレイに落ちますよ。

お酢で代用する場合は、お酢と水を1:2で混ぜ合わせて霧吹きに入れましょう。
その酢水をカビに吹きかけ、その上から重曹を振りかけて1時間放置、拭き取って完了です。
拭き取りだけでカビが落ちない場合は、歯ブラシなどでこすると良いですよ。

ただし、カビキラーなどスプレーとは違い、重曹にはカビの原因菌を死なせる力はありません。
あくまでカビの汚れを落とすだけなので、何度もカビて困る時はカビキラーなどの市販品を使用するようにしてください。

また、アルミ製サッシの掃除に使うと傷を付けてしまう恐れがあります。
その為、アルミ製の窓枠を掃除する場合は十分な注意を払うようにしてくださいね。

窓枠のカビの防止法を知って再発を防ごう!

窓枠のカビは、お酢やクエン酸パウダー、重曹で簡単に落とすことができます。
重曹とお酢なのでカビキラーなどの塩素系消毒剤のような匂いも害も無いので、小さな子供やペットがいる家でも扱いやすいという利点があります。

しかし重曹にはカビの原因菌を死なせる力はありません。
その為、長く放置してしまって根を張ったカビへの効果が薄いという問題点もあります。
こまけに掃除をしているのであれば重曹でも充分ですが、掃除しても落ちない、カビが根を張っているようであれば、キチンとした消毒剤を使いましょう。

また、カビキラーなど市販の消毒剤には必ず説明書きがあります。
重曹で落ちなかったから市販品に頼るという場合も、必ず説明書きを読んで正しく使うようにしてくださいね。

そして、大切なのは日頃からのカビ対策です。
窓枠のカビは梅雨時など、室内と室外の温度差が激しくなる時期に多く発生します。
室内と室外の温度差があると結露が発生し、その結露による水分でカビが生えてしまうんです。
その為、普段から結露をしっかり拭いておけばカビの発生を抑えることができます。

最近では結露防止スプレーや、結露が発生してもすぐに吸収するシートなども販売されているので、それらを使用しながら窓枠のカビを防ぎましょう。
これらの対策グッズも万能ではないので、絶対にカビを防げるということはありません。
日頃の対策とカビ掃除の知識で、カビの多いこれからの季節を乗り切りましょう。

窓枠のカビ掃除は重曹で!まとめ

いかがでしたか?
これからの季節はカビも発生しやすいジメジメした時期になってしまうので、早めに対策やカビ取りの方法を知って備えておきたいものですね。
それでは、今回のおさらいです。

・重曹を使うことで、小さな子供やペットが居ても安全に窓枠のカビ取りができる
・クエン酸パウダーと重曹を混ぜて水をかければ、窓枠のカビがキレイに落ちる
・重曹にはカビ菌を死なせる力は無いので、ひどい場合は市販品のスプレーを使おう
・カビの発生を防ぐためのグッズは積極的に使おう

の4つです。

カビが生えると見た目が汚いだけでなく、カビの胞子を吸ってしまうことになるので、日頃からキチンとお手入れをすることが大事です。
最近ではカビ対策も進化しているので、根を張ったしつこいカビを育ててしまわないよう、しっかりとしたお掃除を心がけるようにしてくださいね。

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