チョコ湯煎のやり方・温度のコツとレンジと違いはあるのか

湯煎のコツは

・沸騰したお湯を使わない
・チョコを入れるボウルに水分や油分が付着していないか確認する
・チョコを入れるボウルはお湯を入れるボウルより大きい物を選ぶ

の3つです。

湯煎ではなく電子レンジでチョコを溶かすこともできます。
作りたいお菓子によって湯煎が適切かレンジが適切かは違うので、あらかじめ作るものを決めてから湯煎かレンジかを選びましょう。

チョコの湯煎のやり方・失敗せずに上手に溶かすには?

湯煎の失敗の原因は、お湯の温度とチョコに水分や油分が入ってしまうことの2つです。
お湯の温度は確認していますか?
チョコを入れるボウルは本当にそれで良いですか?
湯煎をする前に、1度確認してみましょう。

チョコの湯煎をする際にまず確認するのが、お湯の温度です。
沸騰したお湯を使ってしまうと、チョコに熱が入り過ぎて失敗してしまいます。
湯煎に使うお湯は50度から55度のものを使用してください。
温度計も100均で購入できるので、失敗しない為にも用意してください。

また、チョコは種類によって溶ける温度が違います。
50度から55度は、スイートチョコ…ミルクチョコよりちょっと苦いチョコの適温です。
ミルクチョコを使う場合は45度から50度のお湯を使います。
ホワイトチョコは40度から45度のお湯が適温なので、キチンとお湯の温度を測りましょう。

次に確認するのが、チョコを入れるボウルです。
チョコを入れるボウルに水分や油分が付着していませんか?
水分や油分がチョコに入ってしまうと、溶けなくなったり、分離してしまいまいます。
ボウルは水分や油分が付いていない物を使いましょう。

また、チョコを入れるボウルは大きい物を使ってください。
お湯を入れるボウルより大きい物を使うことで、水蒸気が入ることを防ぐことができます。
大きいボウルを使うだけでも湯煎の失敗は減るので、これだけは絶対に守ってくださいね。

細かい点としては、チョコを混ぜすぎないこと、チョコを細かく刻むという注意点もあります。
溶け切っていないチョコをかき混ぜると空気が入り気泡になります。
そして、チョコを細かく刻まないと熱の入りにムラが出てしまいます。
上手に湯煎をしたいなら、こういったことにも気を配りましょう。

チョコ湯煎で温度はどれくらい?50度から60度が適温か

湯煎の適温は、チョコの種類によっても異なります。
50度から55度のお湯では熱が入り過ぎるチョコもあるので、一概には言えません。

お菓子作りにもっとも使われやすいのがスイートチョコと呼ばれるもので、このスイートチョコの適温が50度から55度とされています。
だから、湯煎の適温は50度から55度と言われているんですね。

スイートチョコの場合は、50度から55度のお湯を使いましょう。
ミルクチョコの場合は45度から50度が適温です。
ホワイトチョコは特に溶けやすく、40度から45度が適温になります。

いずれの場合も、熱が入り過ぎると失敗してしまいます。
熱過ぎるチョコを冷やしても取り返しはつきませんが、冷たいチョコを温めることはできます。
焦らずに、まずは低めの温度でチョコを溶かすようにしてください。

チョコの湯煎はレンジと違いはある?

湯煎とレンジで得られる結果はほとんど変わりません。
しかし、「だったら面倒だしレンジで良いや」と思わないでください。
チョコの用途によって、湯煎が適切かレンジが適切かは違うんです。

まず、皆さんが作りたいお菓子は何ですか?
チョコケーキや生チョコ、型抜きチョコなど、色々なものがありますよね。
この中で湯煎が必要なのは、型抜きチョコだけなんです。

型抜きチョコは、溶かしたチョコに何も混ぜず成型してもう一度固めますよね。
このように、チョコに何も入れずに溶かして固める場合は湯煎が適切です。
湯煎で溶かしたチョコの温度を見ながらテンパリングという作業をしなければ、型抜きチョコを美味しく作れないからです。

逆に、チョコケーキや生チョコは湯煎ではなくレンジで溶かす方が便利です。
チョコケーキは卵や小麦粉、生チョコは生クリームなど、溶かしたチョコに他の材料を入れて混ぜますよね。
溶かしたチョコに混ぜ物をしてから固める場合は、テンパリングが要らないので湯煎にこだわらなくて良いんです。

何を作りたいか決めてから、それに合わせて湯煎かレンジかを選ぶようにしてください。

まとめ

いかがでしたか?
湯煎は、基本とコツさえ知っていれば誰でも簡単にできるものです。
簡単とはいえ、チョコはデリケートな食べ物なので、管理はキチンとしましょうね。
それでは、今回のおさらいです。

・湯煎のお湯は沸騰させないこと
・お湯の適温はチョコによって違うので確認すること
・チョコを入れるボウルは大きい物を使うこと
・作るお菓子によって湯煎かレンジかは違うので、作りたいお菓子を決めてから選ぶこと

の4つです。

湯煎をする意味や必要性が分からず、ただチョコを溶かす為に湯煎をする人がいます。
別に間違いではありませんが、テンパリングの必要無いお菓子に対して湯煎をするのは面倒です。
ちょっとでもお菓子作りを楽にする為に、湯煎の要不要もチェックしてみてください。

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