こんにちは、管理人のあおいです。
3月3日の桃の節句には、色鮮やかで華やかなお菓子がいっぱいです。
代表的な物では、「ひなあられ」「菱餅」があります。でも、それらの飾り方ってどうしていますか?
何か正式な飾り方があれば、きちんと飾りたいですよね♪
今回は、ひな祭りのお菓子には飾り方の決まりがあるのか?について、ご紹介します。
具体的な飾り方と、お菓子が持つ由来や意味にも触れていきたいと思います。
ひな祭りのお菓子に飾り方の決まりはあるの?
3月3日の桃の節句には、ひな人形を飾るご家庭も多いかと思います。
その時に更に華を添えてくれるのが、色鮮やかなお菓子の数々です♪その代表的な物で言うと「ひなあられ」「菱餅」があります。
ピンク、緑、白のカラフルなお菓子を、ひな人形と一緒に飾れば、更に賑やな飾りを楽しめますよね。
でも雛祭りのお菓子には飾り方の決まりってあるのでしょうか??
もしも正式なルールがあるのなら、きちんと飾りたいですものね。
ですが!!結論を言ってしまうと、、、。
ひな祭りのお菓子の飾り方には厳密な決まりは無いのですよね。意外だと思いませんか?
なので、ご家庭で飾っているひな人形に合ったする飾り方をすれば大丈夫ですよ♪
おひな様の隣に飾るのもいいですし、飾らないで食べるだけ!なんていうのもありです(^^)
お子様と相談しながら、ぴったりな飾り方を見付けてあげて下さいね♪
でも。せっかくだから、ひなあられも、菱餅も飾りたい!と考えている方に、次の章では具体的な飾り方のアイディアを紹介させて頂きますね。
ぜひ、ご参考にしてみて下さいね★
ひなあられと菱餅の飾り方を解説!
それでは、早速「雛あられ」と「ひしもち」の飾り方のアイディアを紹介していきますね。
どちらも簡単ですので、ぜひチャレンジしてみて下さいね(^^)
ひなあられの飾り方
せっかくひなあられを用意したのならば、雛人形にお供えしたり、ひな壇に飾ったりしたいですよね。
おすすめする飾り方は、折り紙で作った箱に入れて飾るアイディアですよ♪
小さめのお皿に、折り紙で作った箱を乗せて、その中にひなあられを入れるだけです!!
簡単なんですけど、実はこの折り紙の箱は可愛くて実用的なので、かなりおススメです。
雛あられは油分があるので、余分な油を折り紙が吸いとってくれるという訳なのですね。
また、雛あられの粉やカス、取れてしまった着色パウダーなどが飛び散らず、箱の中にたまるので、雛人形をを汚れません。
そして、何よりも後片付けが簡単なのも良い点です。
折り紙で作った箱は飾る時だけではなく、皆の分を取り分けるときに使うのも便利です。洗い物が減るので、忙しい主婦は嬉しい限りですね!
では、お子さんでも作れる簡単な折り紙の箱をご紹介しますね。
節分の豆入れとして紹介した記事なのですが、ひなあられを入れるのにもピッタリなのでおすすめですよ♪
一緒に折り紙のお雛様を子供と一緒に作ると喜んでくれる事間違いなし★
・ひな祭りの折り紙飾り ひな人形折り方の簡単な解説!お雛様は可愛い♪
紙のサイズを変えれば、いろいろな大きさに対応できますし、紙の柄を変えれば、印象をがらりと変えることができます。
普通の折り紙はもちろん、和紙やポップな色紙などを使って、ご自宅のお雛様のイメージに合わせて、紙を選んでみて下さいね。
更に可愛く華やかに『ひなあられ』を飾りたい方には、こちらの記事がおすすめです☆息子も大絶賛した可愛いひなあられの飾り方です♪
↓ ↓ ↓
チェック
次は、菱餅の飾り方をご紹介しますね。
菱餅の飾り方
1.まず、菱餅は必ず菱台に乗せて飾ります。
このとき、菱餅のピンク色が一番上になるように乗せて下さい。これを2つ飾ることになるので、2つ用意してくださいね。
2.ひな人形の右大臣と左大臣の段の中央に2つとも飾りましょう。
★七段飾りのひな人形であれば、飾るのは上から4段目ですよ。もし、段数や飾り方が異なる場合は説明書などを参考にしてくださいね。
菱餅の3色は順番が決まってる?
菱餅のピンク・白・緑の3色にはきちんと意味があるのはご存知ですか?実は、色の順番にもきちんと意味があり、決まっているんですよ♪
・下から緑・白・ピンク
「雪の下には緑が息づき始め、溶けかかった雪の残る大地には桃の花が芽吹く」
・下から白・緑・ピンク
「雪の中から新芽が芽吹き、桃の花が咲いている」
このように、春の情景を表しているといわれています。お好きな方を選んでみて下さいね♪
決して適当に3色が重ねられている訳ではないんですね、意味を考えながら飾ると素敵ですよ(^^)
折り紙で作った菱餅を飾ってみても可愛いかも☆子供と手作りもお勧めですよ。
ひな祭りのお菓子は意味(由来)がある
ひな祭りのお菓子が持つ意味は?
ひな祭りには、伝統的なお祝いの料理があり、春の訪れを感じる旬の食材なども使われていますよね。
ここでは、縁起のいいとされるひな祭りの代表的なお菓子でもある「ひなあられ」「菱もち」持つ意味をみていきましょう!
◆ひし餅
ひし形のお餅で、色が上からピンク、白、緑の3色です。
子供が健やかに育った欲しいという願いが込められています。
色の意味は、ピンク(生命)白(雪の純白)緑(木の芽)
これは「雪の下に新芽が芽吹き、上には桃の花が咲いている」光景を表します。
ピンクと白、緑の3段重ねが美しい菱餅は子供のころに大好きだった人もいるのではないでしょうか(^^)
現在では飾り用のお菓子の印象が強い菱餅ですが、これもひな祭りを代表するお菓子です。
昔の菱餅は健康にいい食材で3つの色を作っていました。
これは厄払いの意味が雛祭りで重要になっているからです。
・白はヒシの実
・緑色にはヨモギ
これらの食材を使って3色の色を作っていました。
それぞれの食材には現代で考えると身体の解毒作用、血圧低下、増血作用が期待できるんですよ!!
◆ひなあられ
色の意味は、ピンク(生命)白(雪の純白)緑(木の芽)で、ひし餅と同じ意味を持ちます。
ひなあられは、関東と関西では味や形が違います。関東では、円柱形で甘い味。関西では丸い形でしょっぱい味ですよ。
女の子がひな人形を持って外に遊びに行き、人形に春の景色を見せてあげる「ひなの国みせ」という風習がありました。
その時に持っていったのがひなあられです。菱餅を砕いて作ったという説もあるんですよ。
なぜ、ひな祭りにはひなあられを食べるのでしょうか?その由来には、とっても面白いお話があるんですよ。
ひなあられとは、“ひし餅をお外でも食べられるようにしたもの”なのです!!確かに、ひし餅と同じ色合いですよね。
雛祭りは、昔のお姫さまの人形遊びが発端でした。人形遊びの中で『人形と一緒にお外でおやつを食べたい』という願いを叶えるために、ひし餅をあられ状に変化させたと言われています。
ひなまつりにもってこいのお菓子として、このような形となったひなあられ。
3色のお菓子を食べることで、自然のパワーを集め、病気などの災厄を寄せ付けないという願いがあるんですよ。
★ひな祭り関連の記事はこちら★
ひな祭りのお菓子の飾り方まとめ
今回は、ひな祭り定番のお菓子でもある、ひなあられや菱餅に飾り方のルールがあるのかを解説していきましたが、いかがでしたか?
実際には、絶対にこう!という決まりはないので、各ご家庭に合わせて飾り方を楽しんでみて下さいね♪
ひなあられや、菱もちにもきちんと由来や意味があるのも勉強になりますよね?
ぜひ、お子様にも伝えてあげて下さいね。
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