クリスマス工作で高齢者に壁面飾りや壁画がおすすめ!簡単な作り方

クリスマスの壁面飾りなどを手作りするのは、お年寄りにも簡単な上に認知症の予防にもつながります。介護職員の手作りだけでなく、入居者の型にも楽しんで作ってもらえる飾りを考えましょう。

様々な色の折り紙を用意して、好きな色を選んでもらいましょう。
作り方は最初に職員がゆっくりと説明しながら作ってもらいます。
分からないことは近くの方などに聞いてもらって、入居者同士のコミュニケーションを図りましょう。
もちろん、職員のサポートも必要です。

最も簡単なのは、新聞紙を丸めて色紙で包んだものを壁に貼り付けるやり方です。
立体的でカワイイ上に新聞紙を丸めるだけなので、誰でも作ることができます。
他にも、ハサミで切るだけの簡単なモミの木などでクリスマスらしい飾りを作りましょう。

クリスマス工作で高齢者でも作れる作品のポイントはこれ!

高齢者になると、複雑な作業は苦手になって来ます。
その為、折り紙と言っても簡単に作れるものでなければ着いて行けず、楽しむことのできない人もいます。
できるだけ手数の少ないものを選びましょう。

また、人によっては他の人と一緒に何かを作ることが苦手な人もいます。
そういった方には無理強いをせず、不快な思いをさせないような配慮も必要です。

基本は、子供でも作れる程度の折り紙が望ましいです。
折り紙であれば昔遊んだ人が多いので、すぐに作り方も覚えてくれます。
逆に若い人が作るようなハンドメイド作品は、お年寄りには馴染みが無く難易度も高いです。

クリスマスの壁面飾りで高齢者が簡単に出来る作品3選

高齢者でも作れるクリスマス飾りは、小さな子供でもできるようなものです。
器用な方であれば複雑なものも作ってしまいますが、みんながみんな器用な訳ではありません。
簡単なものをみんなで作って、得意な方はそこから更に発展したものを作ってもらう形が望ましいです。

紙コップのツリー

紙コップを4個、トイレットペーパーの芯を1個用意します。
紙コップのうち1つを、上下半分に切ります。
切った紙コップの下半分とトイレットペーパーの芯に茶色の絵の具を塗り、残りのパーツを緑で塗りましょう。
緑の紙コップに縦に切り込みを入れてパーツを全て重ねて完成です。

紙皿のリース

紙皿の真ん中をくり抜いて、フチの部分だけを使います。
緑に塗って、シールなどで飾り付けて出来上がりです。
上に穴を開けてヒモを通せば飾ることもできます。

松ぼっくりツリー

松ぼっくりを用意して、それに絵の具を塗って飾り付けるだけです。
ハサミを使わないので、目が悪くなって来た方でも安心して作ることができます。

クリスマスの壁画で高齢者にピッタリな柄3選

高齢者施設の壁画は、よろめいて人がもたれかかっても落ちないようなものにしましょう。
お年寄りは手すりを使う機会も多いので、ぶつかって飾りを落としてしまうこともあります。
あまり出っ張らず、手すりや壁伝いに歩く人の邪魔にならないものにしましょう。

また、高齢者は季節の変化などが徐々に認識しづらくなります。
お年寄りだからと遠慮せず、クリスマスシーズンであることが一目で分かるものにしましょう。

クリスマスツリー

紙を貼っただけのクリスマスツリーであれば、飾りが出っ張りません。
出っ張ったおのがあると手すりや壁を伝って歩くのに邪魔になるので、紙を貼るだけのツリーはオススメです。

プレゼント型の日付カレンダー

高齢者は、日付や季節の認識が徐々に苦手になります。
プレゼント型の台紙を作って、そこに数字を貼り付ければクリスマスシーズンであることも分かりやすい上に日付も分かります。
壁をパッと見て日付や季節が分かる物が理想なので、できるだけ大きく作りましょう。

壁面リースとポインセチア

緑の画用紙を切り貼りして作ったリースと、赤いポインセチアの花を作りましょう。
紙なので出っ張りにならず、手すりを使って歩く高齢者がぶつかって落とすこともありません。
リースにリボンなどの目立つ飾りを付ける場合は高めの位置に付けて、手すりを使う人の邪魔にならないようにしましょう。

クリスマスの工作で高齢者におすすめ策まとめ

いかがでしたか?
高齢者施設でのクリスマスは、気を遣うべきことが多くあります。
できるだけ多くの人が楽しめるよう、職員の配慮が必要です。
それでは、今回のおさらいです。

・高齢者に手作りさせる際は、高齢者同士でコミュニケーションを取れるようにする
・手順などが分からず困っている人には職員が積極的にサポートする
・子供の頃から馴染みのある折り紙がオススメ
・壁面飾りはできるだけ出っ張らないようにする

の4つです。

また、どうしても絵や工作が苦手だと言う人もいます。
工作が苦手なので作るのが苦痛だと言う方や、飾られてみんなに見られるのが嫌だと言う人もいます。
そういった方には、無理強いをしないことも大切です。

レクリエーションの一環としてみんなで楽しむのは大切なことです。
しかし、それを楽しむことのできない人もいます。
レクリエーションだからと押し付けて嫌な思いをさせてしまっては意味がありません。
みんなと一緒にやらなきゃダメ、という正義感を押し付けるのは迷惑になってしまいますから注意しましょうね。

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