小さな子供がいる家庭では、クリスマスカードも手作りすることがあると思います。
保育園などでも、おゆうぎの一環で作らせたりしますよね。
工作が好きな子であれば自分で作ってくれますが、苦手な子はそうも行きません。
簡単なカードの作り方も知っておいて、その子達に教える必要があります。
この記事では、子供でも作れる簡単なクリスマスカードについてまとめています。
クリスマスカードを手作りする時に知っておきたい簡単なポイントは?
クリスマスカードに多いのは、フレームの飾りですよね。
大人であれば自分で描くこともできますが、小さな子供には難しいものです。
そんな時に便利なのが、クラフトパンチです。
最近では100均などでも色んな種類が売っているので、冬っぽいモチーフのものをいくつか用意しておきましょう。
保育園などで複数の子供と一緒に作る場合は、子供一人一人が好きに作れるようにするのが大事です。
大人が勝手に「このパーツを使ってね」と言うのは、子供も楽しくありません。
色んな色の画用紙を用意して、好きに選ばせてあげましょう。
赤や緑といったクリスマスカラーだけでなく、好きな色で作れるように青なども用意してあげてください。
例えば、土台となる画用紙を5色ぐらい用意しましょう。
それをクリスマスカードの大きさに切っておきます。
その画用紙より一回り小さく切った薄い色の紙を用意して、画用紙に貼り付けます。
この紙にメッセージを書いてもらうので、薄い色の方が文字が見やすくて良いですよ。
あとは、色んな色の紙をクラフトパンチで抜いておきます。
雪の結晶やサンタさんなど、色々用意してあげてください。
前日準備だけで足りなくても、クラフトパンチであれば作り足すことができます。
目の前で作ってあげるのも面白いので、クラフトパンチは必ず持っておいてください。
カラフルなシールなどもあるとより楽しめます。
ただ、シールは足りなくなったら作るということができません。
多めに用意しておくか、1人何枚までか決めておきましょう。
大人の用意はこれで充分です。
のりを用意してあげれば、あとは子供が自分のセンスで紙を貼り合わせてくれます。
もしクラフトパンチで作った飾りだけで足りないのであれば、丸を切って雪だるまにするなどの工夫も見せてあげましょう。
色ペンを用意して子供にそれぞれ好きなメッセージを書かせてあげましょう。
この時、できるだけ「○○と書きましょう」などの指示はしないであげてください。
子供は自分なりの考えを持って作っていますし、言葉を選んでいます。
クリスマスに関係無い言葉でも、それは子供の自由です。
好きなように書かせてあげましょう。
他にも、折りたためるカードは作りやすいものが多いです。
ちょっと面倒ですが、半分に折った画用紙を用意します。
表にドアのイラストを描いて、窓をくり抜きましょう。
クリスマスツリーのシルエットを用意して、大人の準備は完了です。
子供にドア付きの画用紙を配って、広げさせます。
クリスマスツリーのシルエットを1人1枚ずつあげて、中に貼らせましょう。
そのツリーを好きなようにデコレーションすれば完成です。
デコレーションはペンで書かせるのも良いですし、クラフトパンチやシールもオススメです。
カードを閉じればドアの窓からツリーが少しだけ見えて、開けばツリー全体が見られる面白いカードが完成します。
クリスマスカードで手作りの飛び出すカードの仕掛けの作り方とは?
年長さんなど、少し大人になって来るとクラフトパンチだけでは物足りないかも知れません。
そんな時は、簡単な飛び出す仕掛けを教えてあげましょう。
ポップアップカードの作り方はとても簡単です。
紙に切り込みを入れて折るだけで飛び出す仕掛けは作れます。
しかし、これはカッターナイフが必要なので、小さな子供に作らせるのは危険です。
その上180度に開くと潰れてしまうので、作り方を変えましょう。
台紙とは別の紙を用意して、好きなイラストを描きましょう。
それをイラストより少し大きめに切って台紙に貼り付けます。
台紙を閉じてイラストをぺたんこに潰して開けば、ポップアップカードの完成です。
最近ではポップアップカードの作り方もインターネットで公開されているので、それらを参考にすることをオススメします。
また、サイトによってはポップアップカードのテンプレートも公開しています。
それらを印刷して配り、ハサミなどで切らせるのでも充分です。
工作が苦手な子には、そういった簡単なものを作らせてあげましょう。
イラストを自分で考えられる子なら良いですが、それが苦手な子も当然います。
無理に難しいことをさせると、余計に苦手意識がついてしまいます。
少々大変ではありますが、子供の好き嫌いやレベルに合わせるのは大人の仕事です。
クリスマスカード手作り保育園まとめ
いかがでしたか?
最近のクリスマスカードは、とても多くの種類があります。
色々見せた上で自分で作らせるのも楽しそうですよね。
それでは、今回のおさらいです。
・子供が選べるように、画用紙の色は多めに用意しておく
・子供がカードにどんなメッセージを書いても自由
・飛び出すカードは年長さんなど、少し大人になってから
・工作が苦手な子には、簡単なものを用意してあげる
の5つですね。
特に、クラフトパンチは非常に便利です。
簡単にかわいいモチーフを作ることができるので、子供の器用さも関係ありません。
子供が欲しいパーツを自由に選んで作れるので、一人一人の個性を伸ばすこともできます。
また、決められたデザインだとどうしても「つまらない」と感じてしまう子も多いので、自由に考えさせるのは大事です。
のりは多めに用意して、順番待ちにならないようにしてあげましょう。
年少さんなどのクラスでは、ハサミもできるだけ使わなくて良いようにしてあげてくださいね。