こどもの日は、ひな祭りのちらし寿司のようにお祝いのメニューがありません。
関東では柏餅、関西ではちまきを食べる伝統こそあるものの、献立に悩む方も多いと思います。
多くの保育園では、こどもの日だからといって特別な献立ではなく、普段のメニューを鯉のぼり型にするなどの工夫を取っています。
この記事では、保育園でのこどもの日の献立についてまとめています。
こどもの日の保育園おやつで子供が喜ぶ人気メニューは何?
こどもの日といえば柏餅ですが、小さな子供を預かる保育園ではまだ出すことが難しいです。
離乳したばかりの子や顎が発達していない子も少なくないので、お餅のような固い物はまだ少し早いです。
その為、柔らかく食べやすいものを鯉のぼり型にしてあげるのがおすすめです。
こどもの日に人気のおやつは、鯉のぼり型のゼリーやクッキーです。
ジャムやチョコペンで顔とウロコを描いてあげるとより鯉のぼりらしくなるので、子供たちも喜んで食べてくれます。
100均などでも買えるバームロールにチョコペンで顔とウロコを描いた鯉のぼりも人気なので、子供たちと一緒に作って楽しむこともできます。
おやつを食べさせるだけでなく、一緒に作ることで食育にもなるのでおすすめですよ。
他にも、薄めに焼いたホットケーキで生クリームや果物を挟んで顔を描いたオムレットも簡単に作れることから人気になっています。
ホットプレートなら火も使わないので、子供と一緒に作ることもできます。
子供がホットプレートに触ってヤケドをしてしまわないよう、しっかり見ていてあげてくださいね。
また、こどもの日は子供が主役になれる小さなお祭りでもあります。
その特別感から、スポンジケーキを鯉のぼり型に切ってデコレーションするのも人気です。
土台だけ用意して子供たちにデコレーションをしてもらい、オリジナルのケーキを作ってもらうのも楽しくて良いですね。
こどもの日の献立で保育園で人気はこれ!!
こどもの日には行事食がありません。
ひな祭りにはちらし寿司を食べるなど伝統がありますが、こどもの日にはこれがありません。
その為、いつもの献立を鯉のぼり型にする保育園が多くなっています。
・ハンバーグ、マッシュポテト、チンゲン菜のスープ、ご飯
こどもの日なので、子供に人気の高いハンバーグをメインにした献立です。
いつもの形ではなく、鯉のぼり型にしてスライスしたウズラ卵などで飾り付けて鯉のぼりにすると子供も喜んでくれます。
・ケチャップライス、スパゲッティーサラダ、ミルクスープ
ケチャップライスを鯉のぼり型に盛り、魚肉ソーセージで顔とウロコを付けましょう。
いつものメニューでも、見た目を変えるだけでこどもの日らしい特別なメニューになりますよ。
・春巻き、きゅうり、ほうれん草の胡麻和え、うどん
小さめの春巻きに丸く切ったチーズと海苔で目を作り、ケチャップでウロコを描きましょう。
細切りにしたきゅうりの隣に春巻きを置けば、鯉のぼりを作ることができます。
うどんも、カマボコを子供が喜ぶ乗り物などの形のものを乗せると特別感が出ます。
こどもの日の行事食で保育園で喜ばれるコツとは?
こどもの日は決まった行事食が無いので、献立に悩むことも多いと思います。
保育園児にはまだ端午の節句の由来も難しいので、子供たちが親しみを持てる鯉のぼりをモチーフにするのが定番です。
こどもの日である端午の節句は本来、当日か前日に親族を招いて季節の物を使ったご馳走を振る舞うのが行事食だと言われています。
しかし、その由来ははっきりとしていない上に、小さな子供に説明してもなかなか難しいです。
だから、子供にも分かりやすい鯉のぼりをモチーフにするんですね。
子供にとってのこどもの日は、自分達の為に鯉のぼりを出してもらったり、五月人形を飾ってもらえるお祭りでもあります。
だからこそ、こどもの日にはちょっと特別なものや、喜んでくれるものを食べさせたいですよね。
その為、こどもが喜んでくれるハンバーグやケチャップライスなど、人気のメニューを鯉のぼり型にして出している保育園が多いです。
せっかくのこどもの日なのに苦手なメニューばかりでは、子供も残念になってしまいます。
栄養バランスを考えながら、子供に人気の献立を組んであげましょう。
こどもの日のおやつや献立は保育園でどうする?まとめ
いかがでしたか?
こどもの日は、他の行事のように決まった行事食がありません。
おやつの定番である柏餅も小さな子供には食べづらいので、子供の喜ぶメニューをこどもの日らしく鯉のぼり型にするなどの工夫で行事を楽しんでもらいましょう。
それでは、今回のおさらいです。
・柏餅は小さな子供には食べづらいので、鯉のぼり型のゼリーなどがおすすめ
・献立は子供に人気のメニューを鯉のぼり型にしたものが定番
・栄養バランスを考えながら子供が喜ぶ献立を組んであげると良い
の4つです。
行事食が無いというのは、献立を考える側としてはとても困りますよね。
しかし、こどもの日の主役は子供たちだと考えれば、喜んでもらえるメニューも考えやすくなると思います。
見た目を変えるだけでも行事の献立らしくなるので、いつものメニューを少しアレンジして喜んでもらいましょう。