こどもの日は、園児達にとって自分が主役になれる嬉しい日の一つです。
その為、こどもの日にいつもと違う出し物をする保育園も多くあると思います。
園児みんなが楽しめるような、ゲーム感覚の出し物で一緒に遊びましょう。
製作や準備に時間がかかるものもあるので、できるだけ早めに準備を始めて先生同士の打ち合わせや練習もしっかりしておきましょう。
定番のものでも、準備をしっかりすればするほど子供たちも喜んでくれますよ。
こどもの日に保育園の出し物は何が人気?
最近の子供は、とても小さなうちからスマホやゲームを与えられることが多いです。
子守りとしてスマホで動画を見せられて育った子も多いので、アナログな遊びや出し物に親しみがなく、そういったことを新鮮に感じる子も少なくありません。
また、小さな子供は飽きっぽくとても気まぐれです。
大人が「これぐらい大丈夫」と思っても、途中でしらけてしまったり飽きて他のことを始めたがる子も多くいるので、出し物の時間や見せ方にも気を使いましょう。
出し物の時間は大体3分、長くても5分以内にしましょう。
それ以上の出し物は子供が飽きてしまい、しらけたり隣の子にちょっかいを出し始めたりしてしまう可能性が大きいです。
子供に人気の出し物は、紙芝居や大型の絵本です。
スマホで動画を見慣れている子供たちでも、やっぱり先生が読んでくれるものは面白いと感じるようです。
こどもの日にまつわるお話など、ストーリー形式で紹介できるので子供たちの勉強の場にもなります。
こどもの日はどんな日なのか、何をする日なのかなどをしっかりお話して、その後にクイズなどの出し物につなげていけるとより良いですね。
こどもの日に保育園でゲーム!おすすめ5選
保育園での出し物は、紙芝居や大型絵本が人気です。
しかしそれよりも人気なのが、みんなで楽しめるゲームです。
自分達も参加していると意識があると、子供は興味をそそられます。
誰でも楽しめる簡単なゲームで、園児みんなと盛り上がりましょう。
1.間違い探し
大きな画用紙などに絵を描いて間違い探しをしましょう。
微妙な違いにするのではなく、明らかに「あっ違う!」と分かるものにすると、子供でも楽しめます。
年長さんと年少さんでは難易度を変えるなどの工夫が必要ですが、みんなで楽しめるゲームです。
2.鯉のぼりリレー
リレー用のバトンにポリ袋で作った鯉のぼりを取り付け、リレーをしましょう。
できるだけ鯉のぼりがしぼまないように走ってもらい、チームで競争します。
100均などでビニール製の鯉のぼりが売っている場合は、それを利用すると手軽です。
3.旗揚げゲーム
二色の旗を用意し、片側に三角の切り込みを入れて鯉のぼりにしましょう。
あまり早くしてしまうと子供たちも混乱してしまうので、ゆっくり行いましょう。
黒の旗と赤の旗で真鯉と緋鯉を作り、「真鯉上げて」などの指示を出すのも楽しいですね。
4.鯉のぼり浮かせ
傘袋など軽い素材で鯉のぼりを作り、下からうちわで扇いで宙に浮かせ続けるゲームです。
園児2人か3人ぐらいのチーム戦にして、より長く浮かせ続けたチームの勝ちというルールで盛り上がりましょう。
浮きづらくなるので、ウロコなどはセロファンで少しだけ付けるか、描くだけにしましょう。
5.柏餅運び
段ボールなどでソリを作り、引っ張る為のヒモを付けましょう。
丸めた新聞紙や発泡スチロールで柏餅を作り、それをソリに乗せます。
あとは園児たちに引っ張ってもらい、決めたコースを柏餅を落とさないように回ってもらいましょう。
こどもの日に保育園でクイズ遊びをしよう!厳選10問を紹介
こどもの日はみんなが知っている年中行事です。
しかし、こどもの日がどういう日なのか説明できない大人も意外と少なくありません。
だからこそ、クイズで子供たちに年中行事に親しんでもらいましょう。
1.こどもの日は何月何日?
2.どうして端午の節句をお祝いするの?
3.こどもの日に食べるのは何餅?
4.一番上の鯉のぼりは何色?
5.その一番上の鯉のぼりの名前は?
6.五月人形の兜が吹き飛ばすのは、病気と魔法のどっち?
7.鯉のぼりを飾るのはどうして?
8.大きい真鯉はお父さん、では小さい緋鯉たちは何?
9.こどもの日は○○の節句と言います。
では、○○とは何?
10.こどもの日に飾るのはヘルメットと兜のどっち?
こどもの日の保育園出し物まとめ
いかがでしたか?
こどもの日は大切な年中行事の一つですが、大人になると忘れがちですよね。
子供にとっては自分達が主役のお祭りですから、出し物にも力を入れて楽しんでもらいましょう。
それでは、今回のおさらいです。
・ゲームをする場合は、みんなが楽しめるよう簡単なものを選ぶ
・ゲームに使う小物をこどもの日らしくすると良い
・クイズを出す時は、こどもの日にちなんだものを出すと良い
の4つです。
こどもの日は5月なので、入園式が終わってすぐのイベントになってしまいます。
先生たちの準備も大変ですし、入園したばかりの子供たちも落ち着きが無く大変ですよね。
しかし、先生が頑張ればきっとそれは子供たちにも伝わり、良い思い出になりますよ。
何かと忙しく大変ですが、楽しい出し物にできるよう頑張ってくださいね。