布団の衣替え時期はいつ?掛け布団など羽毛布団の場合は?

少しずつ暖かくなり、そろそろ布団も衣替えの季節です。
しかし春の気温は安定しないので、布団の衣替えをした途端に寒くなってしまうこともあります。
適切な衣替えの時期を知って、快適に眠れる環境を作りましょう。

布団の衣替えの時期は、室温を基準にしています。
室温が15度前後ならば冬用の羽毛布団が適していますが、20度になれば薄手の布団に切り替えることをおすすめします。

布団の衣替えの時期はいつが正しい?

布団の衣替えは、室温を基準に判断しましょう。
目安として、室温が15度前後であれば冬用の羽毛布団、20度前後になれば薄手の布団、25度を超えればタオルケットにするのがおすすめです。

また、シーツも季節によって取り換えることでより快適に眠ることができます。
寒い時期であれば毛布を敷いたり、ボア素材のシーツを使いますよね。
冬から春に変わる今の時期は、タオルや綿のシーツに替えると快適な温度を作ることができます。

気温は天気や地域によっても異なるものなので、正しい時期というのはありません。
私は3月から4月を目安に布団を替えていますが、まだ寒い地域もあります。
天気予報や室温を見ながら、布団の衣替え時期を決めましょう。

特に春は気温が安定しない季節なので、「昨日寝る時暑かったから布団を替えよう」とすぐ判断してしまうのはやめましょう。
毛布を片付けた途端に寒くなってしまうこともあるので、もう少し暖かくなるまで待ちましょう。

掛け布団の衣替え時期と収納する時のポイントは?

掛け布団の衣替えは、室温を目安に行います。
室温が20度前後になれば冬用の羽毛布団を片付けて、薄手の布団に取り換えましょう。

衣替えの時期が決まったら、布団を片付けましょう。
布団を片付ける前には、必ずお手入れをしましょう。
お手入れをせずに布団を片付けてしまうと、次の冬にはカビやダニが発生して使えなくなってしまうこともあります。

掛け布団のお手入れは素材によっても違いますが、しっかりと干して乾燥させるのが基本です。
カビやダニは湿気が原因で発生するものなので、収納前に乾燥させることで防ぐことができます。

よく晴れた日の日中に2時間程干して、取り込む時に表面のホコリを払っておきましょう。
羽毛布団の場合は生地が傷んでしまうので、天日干しは避けて陰干しにしましょう。
その他の布団でも、直射日光が当たってしまうようであれば布団カバーを付けたまま干しましょう。

できれば布団を洗濯してから収納するのが望ましいですが、布団が洗えない洗濯機もあります。
コインランドリーを利用したり、クリーニング屋さんに任せることをおすすめします。
洗ったあとは湿気を含んでいる可能性があるので、キチンと干してから収納しましょう。

収納の際は重い布団を下に、軽い布団を上にしてください。
軽い布団を下にしてしまうと布団が潰れてしまうので、この順番は守ってくださいね。
また、収納した布団は風通しの良い場所で保管しましょう。
そうしないと、カビやダニの原因になってしまいます。

羽毛布団の衣替えの時期と収納時のポイントは?

羽毛布団は、室温が20度前後まで上がる時期になったら片付けてしまいましょう。
もちろん、夏でも羽毛布団で寝るのが好きな方もいるので、この目安は個人差です。

羽毛布団を収納する際は、しっかりと乾燥させましょう。
布団は、寝ているうちにかいた汗で湿った状態になっています。
これを乾燥させないとカビの原因になるので、キチンと干してくださいね。

普通の布団であれば天日干しで大丈夫ですが、羽毛布団の場合は羽毛が傷んでしまうので陰干しをしましょう。
どうしてもカビやダニが心配で日光に当てたい場合は、布団カバーをかけた状態で30分ほど干すだけにしましょう。
布団乾燥機に入れる場合は、高温にならないよう短時間で済ませてください。

収納する際は、羽毛布団用の保存ケースに入れましょう。
多くの羽毛布団は購入した際にケースが付いているので、それを利用してください。
もしも付属していなかった場合は、通販などで購入しましょう。

この時、絶対に圧縮ケースは使わないでください。
羽毛布団は圧縮してしまうとペシャンコになってしまい、二度とふんわりした状態に戻りません。

収納ケースに布団をしまう際、防虫剤を入れるとより効果的です。
ファスナーは少しだけ開けて、湿気がこもらないようにしておきましょう。
保管場所はクローゼットの上段など、上に物を乗せないようにしてください。

布団の衣替えの時期まとめ

いかがでしたか?
布団の衣替えの時期は、地域や天気、個人の感じ方によっても違います。
室温という目安はありますが、あくまで目安なので自分の暑い寒いで決めるようにしましょう。
それでは、今回のおさらいです。

・布団の衣替えの目安は室温で決める
・羽毛布団は室温が20度前後まで上がるようになったら片付ける
・布団の衣替えをする際は、必ず布団を干してから収納すること
・羽毛布団を干す際は陰干しにし、絶対に圧縮袋を使わないこと

の4つです。

布団の衣替えは毎年行うものですが、気温や天気が違うので時期を考えるのは難しいものです。
およその目安があれば考えやすくなるので、室温の目安を覚えておいてスムーズに衣替えを行いましょう。

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