エビの解凍の仕方 冷凍の刺身もは重曹で美味しくなる!?

冷凍のエビは、自然解凍でも流水解凍でも茹でて解凍しても美味しく食べられます。
解凍方法によって必要な時間が違うので、エビを使う料理をする場合はキチンと計画を立てましょう。

常温での解凍もできますが、急激に溶けるのでうま味を含んだ水が逃げてしまいます。
他にも茹でて解凍すると、身が締まって固くなり過ぎてしまいます。
これらの解凍方法は、どうしても時間が無い時以外は使わないようにしましょう。

また、重曹を加えた水で解凍すると美味しくなると言われています。
冷凍のエビはどうしても風味が落ちる上に食感も悪くなっています。
重曹を使うことで、うま味のあるプリプリとしたエビに戻すことが可能です。

エビの解凍の仕方

エビの解凍は、冷蔵庫での自然解凍流水解凍常温解凍など様々な方法があります。
常温解凍など、急速に溶かす場合はどうしてもうま味が逃げるので、できるだけゆっくり解凍できるようにしましょう。

自然解凍の場合は、前日の内に食べるだけのエビを分けて冷蔵庫に移しておきましょう。
流水解凍はエビをボウルに入れて水を入れ続けて解凍しますが、味が逃げやすいのであまり美味しいエビになりません。
常温解凍は特に、1時間もあれば溶けますが味が悪くなってしまいます。

冷凍の状態で茹でて解凍することもできますが、身が固くなってしまいます。
どうしても時間が無い、解凍を忘れていた時以外はやらないようにしましょう。

冷凍エビの解凍でも刺身は美味しく食べられるの?

解凍したエビですが、商品に「生はダメ」と書かれていなければ特に問題無く食べられます。
実際、通販などでエビの刺身を買うと冷凍で届きますよね。
冷凍で刺身用のエビを販売する=美味しく食べられるということです。

商品によっては加熱することを前提にしているので、その場合は刺身で食べないでください。
ネットで調べた情報よりも、実際手元にある商品の注意書きを信じるようにしましょう。

エビの解凍に重曹が使えるって本当!?プリプリの真相は、、、

エビの解凍をする際に、重曹を使う方法があります。
エビを水に浸けて解凍するのですが、その水に重曹を加えるというやり方です。
レシピサイトなどでもまとめられているので聞いたことのある方も多いと思います。

実際、重曹を使って解凍したエビは通常の解凍方法よりもプリプリしています。
これは裏技とか気のせいではなく、簡単な科学で証明ができます。
理科の授業で、アルカリと酸について聞いたことはありますよね?
それをちょっと思い出してみましょう。

アルカリには、たんぱく質を固くする作用があります。
これが、エビをプリプリにする理由です。
エビは主にたんぱく質でできていますよね。
そして、重曹はアルカリ性です。

たんぱく質はアルカリ性のものに触れることで固くなる性質があります。
なので、エビのたんぱく質が重曹のアルカリで固くなり、プリプリとした弾力のある食感になるんです。

やり方は簡単で、エビを溶かす水に重曹を入れるだけです。
水400ミリリットルに対して重曹を大匙2杯入れて溶かしましょう。
その重曹水に食べるだけのエビを浸けて解凍します。

重曹で解凍したエビは必ず洗って、重曹を落としましょう。
また、重曹には食用のものと掃除などに使うものがあります。
必ず、食用の重曹を使うようにしましょう。

コストコの冷凍エビの解凍方法

コストコの冷凍エビは、安い上に大量に入っています。
冷凍してあるので日持ちもするので、買ったことのある方も多いと思います。
特にコストコのエビはエビが1尾ずつ凍っているので、使う分だけを取り出しやすくて良いですよね。

パッケージに解凍方法が書いてあるので、それに従って解凍しましょう。
冷蔵庫に移して自然解凍するか、5分ほど水に浸けて解凍するように書いてあるはずです。
水に浸ける場合は重曹を入れても良いですし、元々結構質の良いエビなので入れなくてもプリプリしています。

また、品質が落ちるので流水解凍はやめましょう。
そして、一度溶かしたエビをもう一度凍らせるのは絶対にやめましょう。
味がすっごく落ちるので、食べきれる量だけ溶かすようにしてください。

エビの解凍の仕方まとめ

いかがでしたか?
エビチリや炒め物など、エビは何かと使える便利な食材です。
解凍方法に気を遣うことで冷凍エビをより美味しく食べられるので、解凍には気を付けましょう。
それでは、今回のおさらいです。

・エビは冷蔵庫での自然解凍や水に浸けての解凍がオススメ
・刺身用と書いていない冷凍エビは必ず加熱してから食べること
・エビを解凍する時は重曹を入れた水に浸けて解凍すると食感が良くなる
・重曹は必ず食用のものを使う
・冷凍エビの再冷凍はしない

の5つです。

冷凍エビには、様々な種類があります。
メーカーや商品によって、エビの扱い方も違います。
この記事に書いてあることが全てと思わず、買って来た冷凍エビの注意書きを読むようにしましょう。

もし注意書きに「水に浸けて溶かすのは良くない」と書かれていた場合は、重曹での解凍もやめてください。
商品の注意書きに従うのが、一番安全でおいしく食べる方法です。

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