折り紙王子の有澤悠河って誰?マツコの知らない世界で特集された作品がスゴい!

折り紙作家の有澤悠河さんは、美濃手漉き和紙工房である「Corsoyard」に勤めるスタッフの1人です。
11月20日のテレビ番組「マツコの知らない世界」で彼の作品が取り上げられ、注目を集めています。

代表作は2012年の第18回折紙探偵団コンベンション折り図集に掲載された「ギラファノコギリクワガタ」で、その後も同誌にほぼ毎年掲載されています。
折紙探偵団コンベンション折り図集以外にも、ご自身のブログで折り紙作品を公開しています。
子供の遊びや趣味の域を超えた創作折り紙の美しさは、正に職人技です。

現在は折り紙を樹脂でコーティングしたアクセサリーの展示や販売などをしており、人気の作品になるとすぐに売り切れてしまいます。
SNSなどで作品の展示情報や販売情報も公開しているので、それらをチェックするようにしましょう。

折り紙作家の有澤悠河さんって、どんな人?

有澤悠河さんは、1997年生まれの男性です。
誕生日までは公開されていないので、現在は20歳か21歳かのどちらかとなります。
折り紙に目覚めたのは中学生の頃らしく、この頃からミヤマクワガタなどのハイクオリティな創作折り紙を作っていたそうです。

北海道出身の方ですが、高校を卒業してから岐阜県美濃市にある手漉き和紙工房「Corsoyard」の職人となりました。
北海道から岐阜県は非常に離れているので、有澤さんの折り紙に対する情熱が窺えますね。
和紙職人としての就職後は、ご自身で作られた和紙で過去に創作した折り紙を作ることもあるそうです。

有澤さんの勤めるCorsoyardでは、楮(こうぞ)雁皮(がんぴ)といった天然素材で美濃和紙を作っています。
最近では和紙の独特な風合いから人気があり、機械で作られたものや海外製のものが当たり前のように公開、販売をされています。

Corsoyardはそういった和紙の存在や価値を認めています。
どの和紙も違ってそれぞれに価値と魅力がある、素晴らしいものだと宣言しています。
しかし、誰がどんな技法で、どんな材料でどんな薬品を使って作ったかを知った上で手に取ってもらうことを目標としています。

定番の美濃和紙だけでなく、お客さんからの要望に合わせた和紙も漉いているそうなので、有澤さんの作品をきっかけに、ぜひ美濃和紙の良さも知ってくださいね。

有澤悠河さんの折り紙作品の凄さと魅力

有澤さんの作品の多くは動物です。
猫やクワガタムシ、アヒルなど幅広い動物の折り紙を制作しています。
小さな頃から昆虫が好きだったらしく、本を見ながら折っていたそうです。
本格的な創作折り紙は中学生の頃から始めているそうです。

有澤さんの名前が知られるようになったのは、2012年です。
第18回折紙探偵団コンベンション折り図集ギラファノコギリクワガタが掲載され、その完成度の高さから注目を集めています。
今から6年前なので、当時は中学3年生か高校1年生ですね。
そう思うと、とてつもない才能と実力を感じます。

その後も、2013年を除いて毎年折紙探偵団コンベンションに掲載されています。
2014年には第20回折紙探偵団コンベンション折り図集に恐竜の「パラサウロロフス」も掲載されています。有澤さんのブログから拝見しましたが、パラサウロロフスの長い首や頭の形、爪の形までしっかりと作り込まれています。

2015年には「クリスマスツルー」という作品が掲載されています。
クリスマスツリーの誤字かな?と思いましたが、クリスマスツルーが正式な作品タイトルのようです。
定番の折り鶴をサンタさんに変身させた、とても可愛らしい作品です。

2016年にはお正月らしい「かどまツル」、2017年には「フライドポテト」の折り紙が、それぞれ掲載されています。
枠にはまらない自由な発想と繊細な技術が、有澤さんの折り紙の魅力と言えそうです。

また、実在の動物だけでなく、ドラゴンなど空想上の生き物の折り紙も制作しています。有澤さんのブログから作品をいくつか拝見しましたが、どれもため息が出る程の完成度です。
大きな翼や足の関節など、ファンタジー作品で見るドラゴンがそのまま折り紙で作られているかのようです。

有澤さんの最近の作品は、SNSなどで公開されています。
小さな折り紙作品を樹脂でコーティングしたアクセサリーなど、とても可愛らしい作品が多く公開されています。
中にはイベントでの展示や販売もあるので、興味のある方はぜひ有澤さんのSNSをチェックしてみてください。

折り紙作家ってどんな職業?彼以外にも有名な折り紙名人はいる?

折り紙作家とは、その名の通り折り紙を作って公開して生計を立てる人を言います。
言ってしまえば、折り紙専門の職人ですね。
個展を開いたり全国大会に出場したり、そういったツールで自分の作品を世に広めます。

折り紙は小さな子供の遊びからお年寄りのボケ防止と、幅広く使われるものです。
その為、並大抵の努力や作品で折り紙作家は名乗れません。
誰でもできること、知っていることで職人になるというのは、普通の人にできることではありません。

現在折り紙作家として生計を立てている方の折り紙は、どれも本当に動き出しそうな命や繊細さ、どう折っているか分からない美しさが特徴です。
誰にも作れない自分だけの折り紙を美術品として公開しているのだから、クオリティが高いのは当たり前のことですよね。

有名な折り紙作家の1人として、神谷哲史さんがいます。
神谷さんは3歳から独学で折り紙を始め、小学生の頃から創作折り紙を始めました。
1981年生まれとまだ若いものの、その神技には多くの人が注目しています。

ケルベロスや龍など、狂暴そうなモチーフを繊細に折り上げています。
一部の作品は展開図も公開されていますが、1枚の紙とは思えない程に複雑な折り目が多く、目が回ってしまいそうです。

他にも、布施知子さんという女性も世界的にファンの多い折り紙作家です。
布施さんの特徴は、何枚もの折り紙を組み合わせて作る「ユニット折り紙」です。
ランプシェードOrigami Potsなどの工業製品も手掛けており、海外の折り紙作家とも積極的に交流をして斬新な作品を発表しています。

カラフルな折り紙を組み合わせたくす玉はとても綺麗で、日本特有の深みのある折り紙を使った作品である「うろこ」は思わず見とれてしまう程です。

有澤悠河の折り紙の世界まとめ

いかがでしたか?
折り紙は日本特有の文化ですが、最近では海外にも多くの折り紙作家やファンがいます。
その中で活動する折り紙作家の有澤さんからは、今後も目が離せなくなりそうですね。
それでは、今回のおさらいです。

・有澤悠河さんは、岐阜県美濃市の手漉き和紙工房に勤める折り紙作家
・折り紙作品を樹脂でコーティングしたアクセサリーの販売が人気
・折り紙作家とは、折り紙専門の職人

の3つです。

有澤悠河さんの作品は以前から人気でしたが、テレビの影響で更に人気が高まることになりそうです。
イベントでの展示や販売も、見学者や購入者のマナーによっては難しくなってしまいます。
カワイイから、キレイだからと盛り上がって迷惑をかけず、お行儀良く作品を楽しむ心は忘れないでくださいね。

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