お盆の提灯の意味って?飾る時期とほおづきとの違い

こんにちは、管理人のあおいです。
本日は、お盆の提灯の意味について解説していきます。お盆の基本知識と提灯を飾る時期。
同じ意味を持つという「ほおずき」についても解説していきます。これで、ご先祖様を迎える準備はバッチリです☆

■お盆に提灯をを飾るのは、実はこんな意味があった

夏になると海水浴やバーベキューなどのイベントがありますが、お盆も夏の忘れてはいけない大事な行事。
亡くなったご先祖様を家にお迎えする伝統的な行事です。

お盆にはご先祖様を迎えるためにたくさんの飾りをしますが、その中でもよく目に入る飾りが盆提灯です。
お盆に飾る提灯はお盆飾りには欠かせませんが、その意味をご存知ですか?
せっかくお盆飾りを飾るのなら、意味を知っていたほうがいいですよね。

今回は、お盆に飾る提灯についてご紹介したいと思います。

■お盆に飾る提灯にはじつはこんな意味があった

盆提灯を飾る期間は、お盆の入りの日から最後の日までの13日~16日まで。
夕方から夜にかけて灯し、夜中には消すのが一般的です。
法事があるときは夕方からではなく、昼にも提灯を灯します。

お盆の提灯には、ご先祖様が家に帰ってくるのに迷わないようにと目印の意味があります。
ご先祖様にとって、盆提灯がないと帰ってこられないかもしれないほど大事なものなんです。

また、亡くなった方の生前の感謝の気持ちを込めたお盆飾りでもあり、他のお盆飾りの中でも絵の書かれた盆提灯が最高のお供え物とされていました。

新盆には、ふつうの盆提灯とは違って真っ白な提灯を飾ります。
飾る場所もお盆では一般的には精霊棚の周りなどに飾りますが、新盆の白提灯は玄関先にひとつ吊るして飾ります。
これは、最初のお盆で余計に迷わずに帰ってこれるように、という意味があります。

故人と仲がよかった人が盆提灯を贈るという風習がありますが、このもらった盆提灯が多ければ多いほど、多くの人に慕われていた、ということになります。

■お盆のほおずきの意味は提灯と同じ!?

お盆にはほおずきという飾りを飾りますが、これも盆提灯と同じ意味だといわれています。
ほおずきは漢字で書くと「鬼灯」となり、その名前からも灯の役割があることがわかります。

赤く膨らんだ見た目からも提灯を連想することができるのではないでしょうか。
最近では火を使う提灯を飾らずに、ほおずきだけを飾ってお供えをするご家庭も増えてきています。

ほおずきは提灯と同じように、吊るして飾るのが一般的です。
精霊棚の周りの支柱にグルリと一周させるように飾ります。
こうすることで、精霊棚に結界を張る、という意味があるそうです。

また、昔は食料不足でお供え物が少なかったので、多く見せるためにあざやかなで目立つほおずきを飾っていたともいわれています。

ほおずきにはお盆が終わっても長持ちしますので、そのきれいな見た目からふつうの飾り物にも使えます。
ほおずきをそのまま自然乾燥させるときれいなドライフラワーになります。

ほおずきを水につけて置いておくと、赤い色がぬけて中身が透けて見える「透かしほおずき」ができあがります。
作り方も簡単でとてもかわいらしいので、お盆に飾ったほおずきはぜひ透かしほおずきにして飾ってみてはいかがでしょうか。

お盆の提灯の意味のまとめ

お盆の提灯には、ご先祖様が家まで迷うことなく帰るのを導いてくれる大事な役割があり、ほおずきは精霊棚の小さな提灯としての役割があります。

盆飾りの中でも最高のお供え物でもある提灯は、お盆にはなくてはなりません。
お盆の間は夕方から夜まで、毎日灯します。

新盆のときはいただいた白提灯を玄関先に灯して飾るので、間違えないようにしましょう。
お盆の提灯も、意味を知らないでなんとなく飾るのと、意味を知って飾るのとでは大きく違ってきますね。

他にもお盆飾りにはそれぞれ意味があるので、調べてみてはいかがでしょうか。
今年のお盆は、亡くなったご先祖様が家にきちんと帰ってこれるように、盆提灯を灯してお迎えしましょう。

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