風呂掃除の水垢はクエン酸で簡単に。使い方と注意点を解説。

こんにちは、管理人のあおいです。

お風呂にはカビや水垢や湯垢など様々な汚れが沢山あります。汚れや場所によってあれこれ洗剤を変えると大変ですよね?

今回紹介するクエン酸は、お風呂のあらゆる場所に効果を発揮してくれます。

クエン酸を使って効率良く、お風呂をピカピカに掃除しましょう!

 

風呂掃除で水垢はクエン酸で落とそう

毎日使うお風呂は、汚れてくると非常に気になりますよね。

綺麗なお風呂をキープしたいと思いつつも、少し気を抜くとあっという間に汚れてしまい苦労しますよね。

今回は、クエン酸をつかって簡単に効率的にお風呂を綺麗にするやり方を紹介します。

クエン酸とは

最近良く耳にするクエン酸ですが、一体どんな物なのでしょうか?

クエン酸とは、酸性の物質で、柑橘類や梅干しに多く含まれている有機化合物です。

浴室に多い水垢はアルカリ性なので、酸性のクエン酸はこの汚れを落とすのに非常に高い効果があります。

市販の強力な洗剤とは違い、体にも環境にも優しい成分でできているので、安心して使用できますよ。

お風呂掃除での使い方

お風呂掃除に使う時は、クエン酸を水で溶かします。スプレーボトルに入れて使うと便利ですよ。

●クエン酸水の作り方

材料

・水200ミリ

・粉末クエン酸 小さじ1

作り方

・水とクエン酸をスプレーボトルに入れて振って混ぜ合わせる。

お風呂で使う場合は、クエン酸を水に溶かした水溶液を作り、スプレーボトルに入れて使うのが基本です。

それでは次の章では、クエン酸スプレーの使い方を具体的に紹介させて頂きます(^^)

クエン酸の使い方を風呂の場所別に紹介

では、先ほど作ったクエン酸スプレーを使ったお掃除の仕方をご紹介します。

どれも簡単ですので、ぜひ年末の大掃除や、普段のお掃除に役立てて下さいね(^^)

●壁や床の汚れ

お風呂の壁や床には、お掃除をしても黒ずみが溜まっていくものです。

一度汚れてしまうと、洗剤を付けてこすってもなかなか取れないのが難点です。

しかし、この汚れの大部分は、水に含まれるカルシウムが他の汚れと一緒に固まってしまった水垢です。

水垢にはクエン酸が有効ですので、クエン酸スプレーをかけてスポンジでこすれば大体の汚れは綺麗になりますよ。

それでも落ちない頑固な汚れは、クエン酸パックがお勧めです。

キッチンペーパーを床に敷いて、たっぷりのクエン酸をスプレーした上から、ラップでパックをして密封します。

それを数時間放置したあと、ラップとキッチンペーパーを外せば、少し汚れをこするだけで、みるみるうちにきれいになっていきますよ。

●鏡や蛇口などの曇り

鏡やステンレスの蛇口などの、購入当初はピカピカだった場所が汚れていると目立つものです。

鏡にはうろこ状に、蛇口には全体的に白い汚れがつきやすいです。

これらも水垢が凝縮してついてしまった場合が多いので、クエン酸がよく効きます。

まずはクエン酸をスプレーしてこすってみて、それでも汚れが取れない場合はクエン酸パックをして根こそぎ水垢を落としましょう。

●椅子、洗面器、子供のおもちゃなどの小物

小物の汚れは、残り湯を利用したつけ置き洗いがベストです。

浴槽の残り湯に粉末のクエン酸を1カップ入れて混ぜ、風呂椅子やおもちゃなどの小物を全体が漬かるように入れます。

そのまま数時間おいておき、スポンジでこすれば簡単にピカピカになりますよ。

●浴室のドアの掃除

浴室のドアには脱衣所に水が漏れないようにゴムパッキンがついていますよね。

このゴムパッキンは実は汚れがつきやすく、ほっておくとカビが生えてしまいます。

こまめにクエン酸スプレーで掃除しておきましょう。

スプレーをかけて、数時間から半日放置してからしっかりとふき取ります。

クエン酸は除菌効果もありますので、こまめにやれば汚れにくくなる効果もあるんですよ。

●シャワーヘッド

シャワーヘッドの掃除まで気にしている方は少ないかもしれません。

しかし、長年洗っていないシャワーヘッドを正面から見てみると、意外と汚れているのはご存知でしたか?

これらはほぼアルカリ性の水垢なので、ここでもクエン酸が大活躍します。

洗面器にお湯を1リットル程入れます。そこに、クエン酸を大さじ3杯溶かして混ぜます。

洗面器にシャワーヘッドをつけて数時間放置してからスポンジなどでこすってください。

水が出てくる穴は爪楊枝を入れて汚れを掻き出すと良いでしょう。

掃除をする場所によって、少し差はありますが、どれもクエン酸さえあれば簡単に出来そうですね(^^)

クエン酸は風呂で注意点あり!

 お風呂掃除に効果抜群のクエン酸ですが、使う時には注意も必要です。

使い方によっては、有毒ガスが発生する場合もあるので、絶対に覚えておいてくださいね。

適切な使い方を覚えて、ぜひクエン酸を使いこなしましょう!

●塩素系の漂白剤とは絶対に混ぜないこと

塩素系の漂白剤は、酸性のものと混ぜると塩素ガスを発生させます。

この塩素ガスは人体に非常に有毒で、多量に吸い込むと死亡事故になることもあります。

クエン酸は弱酸性で、塩素系の漂白剤と混ぜると塩素ガスを発生させる可能性が十分にあります。

混ぜるのは絶対に避けてください。

●鉄製品に使用した場合は十分にすすぐこと

クエン酸は鉄をサビさせる原因になります。

鉄製品の掃除にもクエン酸は使用できますが、付着したまま放置するとサビてしまうので、使用後は十分にすすぐようにしましょう。

●大理石には使用不可

大理石は非常に繊細で、酸性にもアルカリ性にも弱く、掃除には中性洗剤を使用するのが基本です。

酸性のクエン酸を使用すると、大理石の表面を溶かしてしまう恐れがあるので、使用は控えましょう。

なお、人工大理石も溶けることがあるので、念のため使わないようにしてください。

●クエン酸で落ちない汚れは?

クエン酸を駆使しても落ちない汚れがある、という場合も多いです。

お風呂につきやすい水垢はアルカリ性なのでクエン酸が効果的ですが、酸性の汚れには同じ酸性のクエン酸は反応しません。

お風呂には皮脂汚れや石鹸カスなどの酸性の汚れも付きやすいので、クエン酸でも落ちない汚れは重曹やセスキ炭酸ソーダを使って掃除しましょう。

汚れによって使い分けるのは少々面倒に思えるかもしれませんが、大体の汚れはクエン酸と重曹またはセスキ炭酸ソーダで落とすことができますよ。

まとめ

 クエン酸をお風呂で使いこなせれば、浴室がピカピカになりそうですね!

ぜひ、ご家庭で試してみて下さい。

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