5月の工作で高齢者におすすめの製作は?クラフトが簡単で人気

高齢者施設での5月の製作といえば、何といっても鯉のぼりです。
お孫さんくらいの年代の子に馴染み深い行事かつ古くから日本に根付いたものなので、お年寄りでもとっつきやすい行事の一つです。
鯉のぼりを作るだけでなく、お孫さんについて話すコミュニケーションの機会にもなります。

また、5月もアヤメなど様々な花が咲き始める季節でもあります。
イベント関連だけでなく、季節らしい製作を取り入れて行きましょう。

5月の工作で高齢者におすすめしたい制作とは?

5月といえば、若い人にとってはゴールデンウィークです。
しかし高齢者施設の利用者さんにとっては、あまり関係がありませんよね。
5月は祝日が多いものの、行事は子供の日しかありません。
その為、5月の製作は子供の日にちなんだものがおすすめです。

小さなサイズの鯉のぼりであれば、折り紙や画用紙で簡単に作ることができます。
部屋に飾ることもできるので、少しでも子供の日の雰囲気を楽しんでもらいましょう。
子供の日にちなんで、お孫さんの話をするのもおすすめです。
コミュニケーションを取る良い機会でもあるので、製作の合間に積極的に話しかけましょう。

鯉のぼりだけでなく、5月人形の兜など製作にもバリエーションを持たせることができます。
折り紙も千代紙を選ぶなどの工夫をすれば、見栄えもキレイな折り紙作品を作ることができます。
様々な種類の折り紙や画用紙を用意しておいて、幅広い作品を楽しめるようにしましょう。

また、5月は春なのでまだまだ色んな花が咲いています。
行事ごとだけに縛られず、春らしい製作を取り入れることで飽きない工夫をしましょう。
特に花は色んな色の折り紙や画用紙で製作できるので、壁飾りにしても華やかです。
見た目にも楽しい製作にできるよう、工夫して幅広い作品を作ってもらいましょう。

5月製作で高齢者に行事の雰囲気を楽しんでもらおう

5月は祝日が多いものの、行事自体は子供の日しかありません。
その為、子供の日にちなんだ製作に力を入れて行事を楽しんでもらうのが基本となります。
ただし、何度も同じ製作をしてしまうと利用者さんも飽きてしまいます。

鯉のぼりや兜など、子供の日から連想するものは多いですよね。
何度も同じものを作ってもらうのではなく、幅広い制作物を用意しましょう。
他にも、5月は春なので花を作るのもおすすめです。
これらを組み合わせて、幅広い製作を楽しみましょう。

また、子供の日はお孫さん世代の子供の為の行事です。
製作だけでなく、お孫さんについて聞いてみるとコミュニケーションにもつながります。
高齢者にとってもコミュニケーションはとても大事なことなので、積極的に話しかけてみましょう。

お孫さんが居ない人であれば、どんな風に子供の日をお祝いしていたかなど、出身地での行事について聞いてみるのも良いですね。
日本に古くからある行事なので、製作もコミュニケーションも大事にしましょう。

5月のクラフトで高齢者に喜ばれる作品5選

5月の製作は、春らしいものと子供の日にちなんだものが定番です。
鯉のぼりなど、最近では飾る家が少なくなってしまったものは、お年寄りには馴染み深いです。
子供の日にちなんだ製作で、行事の雰囲気を味わってもらいましょう。

1.ミニチュア鯉のぼり

白い画用紙を土台にして、色付きの画用紙を貼り付け鯉のぼりを作りましょう。
ウロコや目は描いてもらい、それを3つ作ります。
竹串に貼り付けて固定すれば、鯉のぼりとして部屋に飾ることもできます。

2.兜

折り紙で兜を作り、壁に貼り付けましょう。
折り紙も1種類だけではなく、千代紙など色や模様の違うものを用意してたくさん作れば、それだけで華やかな壁面飾りになります。

3.鯉のぼりのガーランド

長い紐とマスキングテープ、丸型のシールを用意しましょう。
紐を挟むようにマスキングテープを貼り付け、片側を山形に切って鯉のぼりの出来上がりです。
丸いシールを貼って目を付ければ、より可愛い仕上がりになりますよ。
ガーランドなので、壁や天井に飾り付けましょう。

4.アヤメ

子供の日といえば、菖蒲湯に浸かるものですよね。
そのアヤメの花を、折り紙で作ってしまいましょう。
緑色の葉っぱと紫の花は、とても華やかです。
たくさん作って壁に貼り付ければ、とてもキレイな壁面飾りになります。

5.藤棚

お花紙で藤の花を作り、たくさんつなげて飾りましょう。
たくさん作れば作るほど、満開のキレイな藤棚を作ることができます。
藤は5月に咲く花なので、季節感もバッチリです。

5月の工作で高齢者におすすめ案まとめ

いかがでしたか?
5月は行事が少ないものの、昔からある馴染み深い行事なので製作に取り入れやすいですね。
毎回鯉のぼりでは飽きてしまうので、兜や季節の花などでバリエーションを持たせ、飽きずに製作に取り組めるよう工夫しましょう。
それでは、今回のおさらいです。

・5月の製作は子供の日にちなんだものが定番
・鯉のぼりだけでなく、兜や季節の花などでバリエーションを持たせると良い
・製作だけでなく、孫について話すなどコミュニケーションの場を持つと良い
・子供の日にちなんだ製作で行事の雰囲気を味わってもらうと良い

の4つです。

子供の日は若い人にとっては地味な行事ですが、お年寄りには馴染み深く、孫世代の行事ということもあり好いている人が多いです。
お年寄りは孫自慢が大好きなので、この日を活かしてお孫さんについて聞いてみてコミュニケーションが取れるとより良いですね。

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