東京オリンピック延期の経済損失は?その他の影響まで解説!

新型コロナウイルスが世界各国に蔓延している影響で

今年2020年に開催される予定だった「東京オリンピック」が

来年に延期となりました。

日程はオリンピックにおいて、来年2021年7月23日から

8月8日までの17日間となりました。

パラリンピックにおいては、来年2021年8月24日から

9月5日までの同じく17日間となりました。

私もテレビで「東京オリンピックが延期か中止か」の報道を見て

「経済損失を考えると、どちらも損失は否めないけど

まだ延期された方がいいのかな?」

と思っていたので、正直少し安心しました。

と同時に「東京オリンピックの来年の延期が決まったものの

本当にいざ来年、開催出来るのか…」

という不安も無きにしも非ず…

このような不安を抱いている方も少なからずいると思います。

もちろん私もその1人です。

それでは実際に東京オリンピックが延期になったことで

日本はどれほどの経済損失を負うことになるのかについて

まず見ていきたいと思います。

東京オリンピック延期の経済損失は6400億円にも!

あの東京オリンピックが通常開催されないだけでも

建物の維持費や会場周辺の宿泊施設のキャンセル料、

選手村の維持費、海外からの観光客の減少にともなう

周辺施設の売上激減などなど…

日本はこの度の東京オリンピックの延期に伴い、様々な場面において

経済損失が見込まれます。

あくまで専門家の試算ですが、その額「6400億円」にものぼるとか…

そうでなくても、お金のない日本が新型コロナウイルスで

景気の悪くなった国民の生活を補償しなくてはならない中、

これは相当な痛手ですよね。

私が身を粉にして一生働き続けても1/1000にもなりません(–;)

比べることではありませんが…(–;)

しかしながら、「中止」になるよりはよっぽどましだったようです。

ちなみに今回の東京オリンピックが中止になった場合の経済損失は

あくまでこちらも試算ですが、おおよそ

「4兆5151億円」にものぼっていたとか!

これには、いくらオリンピックの延期が板痛手とはいえ、

中止になるよりは、まだましだったということに激しく頷けます。

中止になっていたら「億」では収まらなかったようです。

いや〜、オリンピックの経済効果ってすごいですね…

では具体的にどんなところにおいて今回の東京オリンピックの延期による

経済損失が出てくるのか見ていきたいと思います。

競技場や選手村の1年分の維持費だけではない!不動産にも影響が…

上でも少しお話しましたが、もちろん延期ということになったので

競技場や選手村の1年分の維持費、国内ではありますが、

各競技団体が改めて選考大会を行なう際に必要な「開催経費。」

そして本来ならば通常開催でほぼ満室だった競技場周辺の

宿泊施設の大規模なキャンセル料

そして外国人観光客の航空券キャンセルに伴う損失…

まだまだ上げてもキリがありませんが、

もう1つ、大きな問題は「不動産」です。

通常、選手村は閉幕後に賃貸や分譲として売買されます。

そのため、この時期では既に閉幕後の買い手がある程度

ついています。

ちなみに今回の東京オリンピックに使用される選手村も

例外なく、その8割がすでに閉幕後の分譲として

買い手がついていたそうです。

となると、クリーニング期間も含め1年以上先延ばしになります。

また、小池都知事の会見において

選手村の宿泊施設を当面、新型コロナウイルスの対策に使う可能性についても

言及していました。

そうなると、風評被害による不動産の価値にも関わってきますので

いくらクリーニング済みで、菌が何年も生き残らないとしても

住む側の気持ちを考えると難しい判断になりそうです。

もし私が選手村の活用したマンションを既に購入済みだった場合、

引越しが延期されることも困りますが、それ以上に

感染症対策として使用されることへの説明をしっかりして欲しいと思います。

何の説明もないまま、勝手に将来自分が住むはずの家の用途を

一定期間であるにしろ、説明してもらわないと気が済みませんよね。

その辺りの動向も今後気になるところではあります。

もちろん、まだまだ明るみになっていないだけで

その他の損失も紐解いた先に見えてくると思います。

日本政府にはまだまだ来年の東京オリンピックに向けての課題が

山積みのようです。

今回のまとめ

東京2020オリンピックに向けて、日本中が様々な準備を進めていただけに

非常に残念な事態となってしまいました。

私も人生で初めてに日本で開催されるオリンピックが見られるということで

とても楽しみにしていました。

田舎に住んでいるため、あまりオリンピックを

身近に感じることは出来ないのかなと思っていましたが

聖火ランナーがやってくると聞いて、

ウキウキしていましたが、それも延期となってしまい、

致し方ない気持ちと同時に残念な気持ちになったのも事実です。

ただ、これだけの損失を日本はカバーしきれるのか…

また、そうでなくても借金の多い日本なのに

この1年分の経済損失をどう乗り切るのか…

個人的にはかなり心配です。

やむを得ない事情ですので、他国からも寄付も募れないのか…

ただ日本だけでなく、このご時世ですから

世界中の国々も経済を圧迫されていると思えば

日本に寄付なんてしている余裕もないかもしれませんね。

自国の経済維持で精一杯…

しかし、中止になったわけではありませんし、

来年の開催も決定したので、来年の東京オリンピックへの

各国の協力も含め、今後の日本政府の対策や計画にも期待したいところです。

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