引っ越しの挨拶の基本は、相手に迷惑をかけないことです。
忙しい時間に挨拶に来られると、正直に言って迷惑です。
できる限り日中に挨拶を済ませるのが望ましいですが、忙しい時間は避けましょう。
朝8時や9時は、学校や仕事へ行かなければいけないので時間がありません。
同じように、12時から13時も、お昼ご飯の邪魔なので訪問してはいけません。
18時から20時も、夕飯やお風呂の時間なので挨拶に行くと迷惑になってしまいます。
一般常識で考えて、「この時間は忙しいだろう」と思う時間には行かないようにしましょう。
また、夜9時を過ぎての訪問は相手を怖がらせてしまうので、絶対にやめましょう。
特に相手が女性一人だった場合など、不審に思われてしまいます。
挨拶に行く時間は常識的に考えて、夜8時までにしておきましょう。
それ以降の時間は、例え宅配便でも迷惑ですし、訪問される側にとっては怖いものです。
相手が夜6時以降に帰って来るような生活リズムでも、絶対に8時までに済ませましょう。
引っ越しの挨拶で不在の場合!何度くらい訪問する?
引っ越しの挨拶は、相手の迷惑にならないように時間を選ぶ必要があります。
時間が限られているので、相手によっては何度訪問しても会えないこともあります。
最低でも、引っ越しの挨拶は3回行くようにしましょう。
1回や2回で諦めてしまうと、冷たい人だと思われたり、失礼に当たることもあります。
また、1回や2回では相手の生活が分かりません。
少しずつ時間を変えながら3回尋ねて、それでダメなら初めて不在の対応をしましょう。
時間を変えて何度か訪問すれば、高い確率で直接会うことができます。
3回行っても不在の場合は、引っ越しの挨拶のギフトと手紙を用意しましょう。
引っ越し挨拶の粗品が500円から1,000円なので、手紙もあまりしっかりしたものではなくちょっとしたメッセージカード程度に留めましょう。
手紙の内容ですが、
・名前
・不在だったので手紙にした
・よろしくお願いします
の4つを書きましょう。
例えば、
何度かお伺いしたのですが、ご不在のようでしたのでお手紙で失礼致します。
ご挨拶の品物を一緒に入れておきましたので、お使いいただければ幸いです。
これから、どうぞよろしくお願い致します。
など、シンプルな手紙にしましょう。
引っ越しの挨拶を手紙に書いて添えましょう
引っ越しの挨拶は、1度会えなくても時間帯を変えて何度か訪問しましょう。
時間帯を変えても、相手の仕事などの都合によっては会えないこともあります。
最低でも3回は訪問してから、手紙で挨拶をするようにしましょう。
手紙で挨拶をする場合も、引っ越し挨拶用の粗品は必要です。
アパートなどであれば、個別の郵便受けに入れておきましょう。
手紙ですが、粗品が500円から1,000円程度なので、あまりしっかりした手紙では不釣り合いです。
ハガキなどにせず、100均などで買える便箋を使いましょう。
手紙の内容は
・名前
・不在だったので手紙にした
・よろしくお願いします
の4つを書きましょう。
何度かお伺いしたのですが、ご不在のようでしたのでお手紙で失礼致します。
ご挨拶の品物を一緒に入れておきましたので、お使いいただければ幸いです。
これから、どうぞよろしくお願い致します。
のように、シンプルな内容にしましょう。
何度か訪問していても初対面の相手です。
変な印象、悪い印象を持たれないようにマナーを守り、常識的な手紙を残しましょう。
小さな子供がいる場合など、何か迷惑をかけてしまう事情があるなら、そのことも手紙に書きましょう。
子供がいることを知らずに騒音を立てられてしまうと、相手側も困ります。
迷惑だからと怒られることもあるので、必ず事前に伝えておきましょう。
また、手紙で挨拶したからと言ってその後の挨拶が要らない訳ではありません。
ゴミ出しなどの際に顔を合わせたら、「先日は手紙で失礼しました」などの挨拶をしましょう。
引越し挨拶の時間まとめ
いかがでしたか?
引っ越しの挨拶は、今後のご近所付き合いに関わる大切なものです。
何か近所で問題があった場合などの情報交換にもつながるので、必ず挨拶に行きましょう。
それでは、今回のおさらいです。
・引っ越しの挨拶は遅くても夜8時までに済ませる
・最低3回は挨拶に行って、それで会えなければ手紙で挨拶をする
・手紙の内容はシンプルにして、何か迷惑をかけそうなことがあれば先に伝えておく
・ゴミ出しなどで顔を合わせた時に必ず挨拶をすること
の5つです。
手紙で挨拶をする場合は特に、相手のことも分からないしこちらのことも伝えられません。
子供が居る場合はその足音や大声などで迷惑をかけてしまうこともあるので、必ず事前に伝えておきましょう。
子供が居ることを知っているか知らないかでは、音の問題などに対する気持ちが違います。
ご近所トラブルを避ける為にも、必ず迷惑をかけそうな事柄については伝えておきましょう。