ワッデン海の行き方と観光情報 世界遺産級の絶景やアザラシが魅力!

ワッデン海とは、2009年にユネスコ世界遺産に登録された自然遺産です。北西ヨーロッパ大陸の一部と北海の間に横たわる水域と、それに関する海岸と湿原のことを言います。ワッデン海の一部はラムサール条約に登録されていて、植物や動物が豊かに生息しているのが魅力です。

多種多様な動植物が生息しているのはもちろんのこと、見渡す限り一面が水平線という非常に美しい光景を楽しむことができるので、近年じわじわと人気が出て来た観光地です。
もちろん、自然遺産なので後世にこの美しさを残す必要があります。
その為、オランダとドイツ、デンマークの3つの国が協力して、このワッデン海の自然を守っています。

ワッデン海の魅力は、豊富な生き物です。
広大な干潟の中、1平方センチメートルに対して1万匹以上の生き物が住んでいるとも言われています。

浅瀬の波を手ですくうだけでも小さなクラゲやエビを見ることができる程、たくさんの生き物が生息しているんです。
他にも、時期によっては大きな渡り鳥を見ることができたり、アザラシが浜辺で日光浴をしていることもあります。

オランダとドイツ、デンマークに渡る約500キロメートルもの海岸なので、ワッデン海への行き方はやや複雑です。
ドイツから行くルートやハンブルグから行くルート、当然オランダやデンマークを経由するルートもあるので、現地の情報を調べながら旅行計画を立てる必要があります。
可能な限り、現地の観光案内所に尋ねてから向かうようにしましょう。

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ワッデン海の行き方とは?場所や気候等の基本情報

ワッデン海は、オランダとドイツ、デンマークの3つの国に渡る広い広い海岸や湿地です。
その為、どの国の国立公園から見るかなどで全く違う世界が見えます。
観光情報が非常に少ないので行くことは容易ではありませんが、ハンブルグの観光案内所などでは解説を得られるそうです。

最近では、ハンブルグのツアーなどでワッデン海を訪れることができるようになっているので、それらのツアーを利用することをオススメします。

もしも個人で行く場合は、観光案内所を利用しましょう。
発音の問題や知名度の低さからなかなか一度では案内してもらえませんが、ノートなどに地名を書いて案内してもらいましょう。

行き方ですが、成田空港からロンドンのヒースロー空港かガトウィック空港へ向かい、そこを経由してハンブルグの空港へ行きます。
ハンブルグ中央駅から、「クックスハーフェン」という駅まで電車で向かいましょう。
乗り継ぎは無く、2時間弱で辿り着けます。

他にも、オランダの首都であるアムステルダムから「アーメラント」という島まで船で2時間。
アーメラント島の西側にある「アウデスヒルト」から船で50分ほどで到着します。
ドイツ北部の町である「フーズム」からも近いので、アクセスはしやすいです。

クックスハーフェンに着いたらバスがあるので、それに乗ります。
やがて全く水の無いビーチへ着くので、それが干潮のワッデン海です。

ワッデン海は夏場でも25度にならない程の涼しい土地です。
冬場はダウンジャケットなどが無ければ寒すぎて観光もできないので、暖かい格好で行くようにしましょう。

北に位置していることから年間降雨量が多く、なかなか晴れないのがワッデン海の特徴です。
雨が多いので、必ず雨具を持って行きましょう。
観光シーズンは4月から10月頃までですが、最も人が多いのは6月から9月です。
空いている時期が良いのなら4月から5月の間に行くようにしましょう。

ワッデン海の観光 世界遺産級の絶景ポイントや外せない見どころ5選

ワッデン海は、6時間ごとに満潮と干潮が起こります。
干潮の間は世界一広い干潟として、見渡す限り360度全部水平線という珍しい光景を見ることができます。
浜辺の上も自由に歩けるので、好きなだけ歩いてワッデン海の自然を楽しみましょう。

・見どころ1 たくさんの生き物

ワッデン海は非常に多くの生き物が生息しています。
その数は1平方センチメートルに対して1万匹以上と言われています。
干潮の間に浜辺を歩いて、波を少し手ですくってみましょう。
手のひらですくったほんの少しの海水の中にも、小さなクラゲやエビがたくさんいます。

干潟を歩くだけでも様々な生き物を見ることができるので、海の生き物が好きな人にはたまらない観光地です。

しかし、いくら保護されていても自然は壊されています。
少しずつワッデン海の生き物も減って来ているので、生き物は見るだけにして、絶対に手を出したり怖がらせないようにしましょう。

・見どころ2 満潮と干潮

ワッデン海は、6時間という短いスパンで満潮と干潮を繰り返します。
干潮の間はいくらでも沖まで歩いて行くことができるので、体力さえあれば沖の方の島まで歩けます。
徐々に満ちて来る潮も他の干潟では見られないものなので、少しずつ嵩を増す海水を見ながら散歩をするのも楽しいですよ。

もちろん、普段は海水に沈んでいる土なので非常に湿り気が多くぬかるんでいます。
歩きやすい靴や汚れても良い服で行きましょう。
オシャレなんかにこだわってせっかくのワッデン海を楽しめないのでは、行く意味がありませんからね。

・見どころ3 フェリーでの船旅

満潮を迎えたワッデン海は、干潮の時に歩けた浜辺がほとんど沈んでしまいます。
そうなると、移動手段は船になります。
ワッデン海ではフェリーを運航していて、そのフェリーから満ちたワッデン海を眺めることができます。

特に人気なのが、浜辺で日光浴を楽しむアザラシを見に行くフェリーです。
海岸を駅に向かって進めば、たくさんのフェリー乗り場があります。
値段は乗り場によって違いますが、どの船もアザラシを見られる浜辺の周辺を走ります。

アザラシがいる浜辺は自然保護区になっているので、直接行くことはできません。
船の上から双眼鏡などでじっくりと愛らしい姿を楽しみましょう。

・見どころ4 大堤防

ワッデン湖の隣には、アイセルという名前の湖があります。
この2つの境界には32キロメートルにもわたる大きな堤防があります。
水面から陸上までおよそ90メートルという巨大な堤防の上を、車で走ることができます。
もちろん、ワッデン海とアイセル湖を同時に楽しむことができます。

ワッデン海とアイセル湖をつなぐ水路には、時々船が通ります。
船が通り過ぎるのを眺めるゆったりした時間を過ごすのも楽しいですし、堤防の脇には堤防の歴史などが刻まれた碑もあります。
自然豊かな世界遺産であるワッデン海について学んで、自然について考えてみる機会にしてみましょう。

・見どころ5 泥歩き

オランダとドイツの沿岸にあるフリースラントという地域に居住するフリース人というゲルマン系民族は、ワッデン海で伝統的なスポーツである「泥歩き」を行っています。
泥歩きとは、干潮のワッデン海を歩き回る現地のスポーツです。

ワッデン海は世界一広い干潟なので、このようなスポーツを楽しむことができます。
他の干潟では狭いので、泥歩きはスポーツとして成立しませんし、干潮と言ってもどうしても海水が入って来るので歩くことに適していません。

引き潮の海を歩き回る姿は日本ではなかなか見られないので、自然だけでなく周辺地域の民族の習慣も観光の面白みとなっています。

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ワッデン海でアザラシに会える!?生息する生物について

ワッデン海には、およそ2千種類もの生き物が生息しています。
時期によっては見られないものもいますが、どれも珍しい生き物ばかりです。
広大な海と干潟は生き物たちにとって正に楽園と呼べる環境で、それぞれの生き物が自分達に合ったエサを求め、環境を求めて生きています。

その中でも人気なのが、水族館などでもおなじみのアザラシです。
あのツルンとした体表や丸っこい体、愛くるしい顔立ちは皆さん大好きですよね。
そんなアザラシを間近で見ることができるのが、ワッデン海のフェリーです。

アザラシは自然保護区にいるので、直接会うことはできません。
ましてや触ったり一緒に写真を撮ることはできません。
近付ける距離にも限界があるので、双眼鏡などを持って行くようにしましょう。

フェリーでも、アザラシを怖がらせない為に声を出さないように注意がされます。
それだけアザラシは貴重な生き物で、みんなで守って行かなければいけない存在なんですね。

浜辺で日光浴を楽しむアザラシはのんびりとしていて、とても可愛らしいです。
一日に何度か通る船が珍しいのか、「何だろう?」という感じで船を見詰める子もいます。

基本的には日光浴中なのでほとんど動きませんが、お腹が空いた子は狩りの為に海に飛び込むこともあります。
アザラシがヒレで体を動かし海に飛び込む様子は、水族館でもなかなか見られません。
それだけに、動くアザラシを見ることができた人はラッキーです。

ツアーによっては、ワッデン海で潮干狩りをすることもできます。
潮干狩りと言うとアサリやシジミなど小さな貝のイメージですよね。
しかしワッデン海では何と、カキやムール貝まで潮干狩りで獲れるんです。

それぞれが他の貝を捕食して繁殖することを繰り返し、まるで岩場のような大きな貝の塊になるんです。
特にカキは日本で食べられているものと同じ種類で、ムール貝の赤ちゃんなどを捕食してどんどん繁殖しているそうです。
私はカキが大好きなので、カキがいっぱい獲れるというだけでもう夢のようです。

そのカキも本来なら岩にくっ付いているのですが、ワッデン海のものは泥に刺さっています。
まるで大根でも抜くかのように引っ張って、大きい物だと40センチを超えるような個体もいるそうです。

潮干狩りなので、取った貝はちゃんと持ち帰ることができます。
でも日本に持ち帰るまでに傷んでしまうので、ツアーの帰りに簡単なバーベキューセットを買って食べてしまいましょう。

また、潮干狩りなどツアーや観光のルールで守られた生き物は触ったり獲って持ち帰ることもできますが、それ以外の生き物には触らないようにしましょう。
どれ程人が頑張っても自然は少しずつ壊れ、生き物は離れてしまいます。

少しでも多くの生き物を後世に残す為に、「カワイイから」「珍しいから」などの身勝手な理由で生き物を傷付けないようにしましょう。

特にワッデン海は世界遺産として保護されている場所です。
下手に生き物に手を出すと罪に問われる恐れもあるので、絶対に身勝手な行動はしないでください。
ツアーや観光のルールを守って、生き物が少しでも平和に暮らせる場所を守りましょう。

ワッデン海の行き方&観光情報まとめ

いかがでしたか?
ワッデン海は今はまだ知名度の低い場所ですが、少しずつ注目を集め始めています。
それだけに観光客が増え、生き物が減ってしまうという問題も起こりつつあります。
それでは、今回のおさらいです。

・ワッデン海は世界遺産の1つ
・ワッデン海はオランダとドイツ、デンマークの3つの国に保護されている
・涼しい土地なので、必ず暖かい格好をしていくこと
・満潮と干潮、それぞれの楽しみ方がある
・アザラシは保護されているので、双眼鏡などで観察するだけにしておくこと

の5つです。

ワッデン海では少しずつ外来種の侵入や観光客の増加の影響で、生態系が壊れつつあります。
もしも人間が原因で生き物の数を減らしたり住める場所を壊してしまったら、もう二度とワッデン海の美しい干潟は戻りません。

それだけに、ワッデン海はとても大切な場所です。
アザラシなどの生き物が可愛いから、珍しいからといって身勝手なことはせず、必ずルールを守って、自然と生き物を壊さないような観光をしましょう。

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